恋愛は

私にとって

とても大きな意味を持っていた。




「彼氏」という存在がいることで

私は

自分の存在価値を感じられていた。




選ばれていることで、

必要とされていることで、

やっとここにいていいと思えていた。




だから過去の私にとって



別れることは

自分を失うことでもあった。





でも

この失恋のあと



恋愛が終わっても

私は

ここにいられた。



悲しみも寂しさも痛みもあったけれど



それでも


朝が来て

仕事に行って

ご飯を食べて

眠る。



日常は続いていた。







かつては

失恋も痛みも自己喪失も

全部が

自分の中にあった。




でも

失恋は

私の全てではなかった。




恋愛がなくても

私は

私としてここにいる。