恋愛がないと
生きていけなかった頃の私は
誰かに選ばれることで
自分の存在を確かめていた。
たった一人の
特別な存在になりたかった。
必要とされていると
感じていたかった。
それがなければ
私は
ここにいていいと思えなかったから。
でも今は
恋愛がなくても
ここにいる。
自分の中に
戻ってこられるようになった。
ひとりにしないと
決めた自分がいる。
私は私のままでいられる。
だからもう
誰かに
存在を預けなくてもいい。
そして
その上で
私は
誰かと生きていきたいと思う。
寄りかかるためじゃなくて
埋めてもらうためでもなくて
一緒にいたいと思う。
同じ時間を
重ねていきたいと思う。
恋愛がなくても生きていける私で
それでも
誰かと生きたいと思えること。
それは
もう
怖さからでも
足りなさからでもなかった。
