アロマセラピーサロンを始めたり
アロマセラピースクールを始める時って
大体は「アロマセラピーって素晴らしい!これを伝えたい」というシンプルな動機だったりします。
そこに自分の体験があったりすれば、その気持ちは尚、強固になります。
でもたぶん、それだけだときっとうまくその気持ちを伝えられなくて、ちゃんとお客様に届かないのではないかと思うんです。
なぜなら
アロマセラピーが素晴らしいのは、あなたのおかげではないし、
あなたの体験は私の体験ではないから。
このくらいのメッセージなら、わざわざあなたから聞かなくても良いし、さらにアロマセラピーをあなたから教わる動機付けにもならない。
・・・・
こういうことをペロッと書くから
「藤原さんって怖い人だと思ってました」って言われるんだね^^
話を戻して・・・
そう。あなたからアロマセラピーを教わりたい、アロマセラピーの施術をしてもらいたいと思ってもらうためには
もっときちんとあなたの想い、あなたの実現したいことを考えないとダメですよね。ってことです。
きちんと、というのは「丁寧に」という言葉でも良いです。
伝えたいアロマセラピーについて、もっと丁寧に考えてみてください。作り出す必要はありません。
自分の中では「当たり前」だと思っていて、言葉にもしていなかったアロマセラピーの魅力を丁寧に書き出してみる。考えてみる。ということです。
例えば
アロマセラピーは、精油の香りが良い
ということだとして、そこが一番の魅力だと考えているなら
・香りが良いとはどういう意味か?
良いというのは「優れてる」ということか「特別」ということか「気持が良い」ことか「特徴」だということか。
それら全てなら全てを書き出す。一つなら一つを選び出す。
そしてより最適な言葉を見つける。
・香りとは何を指すのか?
精油のボトル開けた時の香り、植物そのものの香り、ブレンドした時の香り、特別な使いかたをした時の香り・・・
・精油は何を指しているのか
全ての精油なのか、ある一定の精油なのか、どんな気分の時の精油だったのか、どんなシチュエーションの精油か・・・
などです。
言語化することって大事なんです。
アロマアナリーゼでも、クライアントにイメージを「言語化」してもらいます。
言葉を一番耳にしているのは本人です。
口に出す前のほんの一瞬前に、脳がそれを認識しインプットしてアウトプットする。その作業の中で、その言葉を自分に言い聞かせて、言い効かせる。
アロマセラピーは精油の香りが良い。
という言葉が
心を失い生きる気力を失っていた時、ボトルを開けた瞬間に広がる優しい香りが頑張ってきた私を許してくれたかのような温かさがあった。
とか
どんな時でもローズは自分を特別な存在だと思わせてくれる。
などと言えたら、自分がアロマセラピーに何を求めているのか、アロマセラピーの何を魅力としているのかがわかってくると思います。
上の言葉ならきっと「アロマセラピーの全てを許す包容力」を伝えたいのでしょう。下の言葉なら「精油それぞれの持つ意味」あるいは「自分は唯一の存在である」ということを伝えたい。ということ。
そしてこれは、誰かに見せる必要はなくて、自分自身がわかっていれば良いです。
アロマセラピーが何であるか?
自分が伝えたいアロマセラピーとは何か?
それを分かりながらメニューを考えたり、ブログを書くことできっとそういうことに共感する人たちが来てくれるようになります。
こういうメニューが人気が出るって聞いた・・・・とか
こんな風に書くと集客できるらしい・・・とか
アロマセラピーは癒しのイメージ・・・とか
関係ありません。
アロマセラピーは、セラピストの数だけ存在します。
セラピーとはそういうものです。
誰かの真似やトレースをするだけでなく、自分を持つことも大事なことです。
だからと言ってオリジナリティと「奇をてらう」ことは違いますので、ご注意ください。
鮨なが井さんのカツオ!!美味しかった〜〜。
大将の仕事へのこだわりと覚悟について書こうと思ったら
その前段で終わってしまった^^;
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