アイネックス小池です
杉並区のマンションリフォーム、建具工事の続きです。
ということで大工が建具枠を取り付けて、その枠に対して建具屋が建具工事を行うと最低２回は現場に行くためプラスの費用がかかります。
しかし今回のように大工が建具枠を付けて、建具本体も吊り込むと費用は大幅に圧縮されます。
それが出来るようになったのは、ここ２０年ぐらいではないでしょうか。
建材メーカー（ダイケンやパナソニックなど）が木枠と開き戸または、木枠と引き戸をセットで販売を開始して、それが普及するようになってからです。
このセットには、ドアノブや引き取手なども含まれていますので、画期的なことのはずでした。
という表現をしたのは、建具セットを販売開始したころは、そのバリエーションにも欠けていましたこともありましたが、建築業界には建具は建具屋が吊り込むのが当たり前で、それでこそ素晴らしい建具になるという風潮が根強く残っていたため、建具セットは建売住宅や一部の集合住宅にしか使われることがなかったのです。
それが建材メーカーの企業努力もさることながら、バブル後の不況で安価な建築商材が持てはやされるようになっていきました。
続きます・・・。
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