アイネックス小池です
杉並区のマンションリフォーム、建具工事の続きです。
ピッタリの大きさではなく、少し余裕をもって製作した建具を現場に持ち込んで吊り込みます。
これからが建具屋の腕の見せどころです。
木工事（大工さんの工事）で組まれた建具枠に建具をセットするのですが、どんなに腕の良い大工さんでも建具枠を垂直水平を完璧に組むことは至難の業です。
そこで建具屋は、あらかじめ少し大きめに製作しておいた建具を建具枠に合わせて鉋（カンナ）などで削り合わせていきます。
建具枠は上と左右の３方枠や４周全ての４方枠の場合があります。
建具枠と建具の隙間が３方または４方でバラバラだと非常に醜くなります。
誰が考えても建具と建具枠の隙間（チリ）は、均一であることが美しいに決まっています。
そのように現場で仕上げるのが建具屋なのです。
従いまして建具屋は、採寸と吊り込みの２回は最低現場に行きます。
吊り込みは製作した建具を運搬しなくてはいけないので、必ず車で行くことになります。
当然ですが２回行くので、費用はその分かかります。
続きます・・・。
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