リフォーム屋によるリフォーム屋の自宅リフォーム~汚れない白い外壁part4 | リフォームを成功させるポイント from杉並区

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西荻窪の池しんです

前回、MCファインを塗布されたコンクリートは徐々にコンクリートの表層部分をマイナスが強いコンクリートに改質します。
それにより雨はマイナスでコンクリートもマイナスだと、マイナスとマイナスで互いにはじき返すという磁石と同じ原理で遮水(撥水)するということを書きました。

含浸したMCファインはコンクリート内部に存在している金属、マグネシウムやカリウム、鉄などと化学結合してコンクリート内部に半永久的に存在し続けるということも前回書きました。
コンクリートの切断面を顕微鏡で見ると多数のポーラス(空隙)があります。
含浸してコンクリート内部の金属と化学結合したMCファインはこのポーラスを埋めるようにして存在続けます。
ポーラスを埋めることで、より緻密なコンクリートになり強度を増します。
このようにMCファインは雨を遮水するだけでなく、コンクリートの強度を上げて構造物の寿命を延ばします。
「脱スクラップ&ビルド」たる所以です。

雨が降ってコンクリート内部に雨が侵入して、天気の回復とともに侵入した雨がコンセント内部の圧力でコンクリート内部の汚れを抱いて押し出されて、コンクリートの表面に付着することがコンクリートの建物が汚れる最大の原因のため、コンクリートに雨が入らなくすることがコンクリートをきれいに保つ最高の方法ということも書きました。

もう一つ雨の侵入を防ぐことで大きなメリットがあります。
それは、雨が侵入しなければカビやこけが発生しないということです。
建物の周囲にカビやこけが生えている場所を思い起こしてください。
必ず建物の北面ではないですか?
北面は日が当たらないため年中じめじめしています。
建物に雨が入った北壁はほとんど乾くことなく年中じめじめと湿気があります。
しかしカビやこけは日が当たらなくても、建物が湿気を持たないで乾いたままなら育成されません。
つまりコンクリートに雨が入り、また圧力で押し出されるということを繰り返さなければカビやこけは発生しないのです。

とにかくコンクリート内部に水を侵入させないということが、コンクリート構造物の美観を維持し、延命させる最高の対策なのです。

次回は、雨を侵入させないことが延命につながるもう一つのメリットについて書かせていただきます。