西荻窪の池しんです
下記のご相談をいただきました。
「現在新築のときのハウスメーカーに依頼して、800万円の予算でリフォーム工事中です。
住みながらリフォームしてますが、現場監督さんは週に2回ぐらいしか来なく、たまに来たときにこれからの工程を聞いても、はっきりした回答がありません。
現場監督さんとは、こんなものなのですか?」
という内容です。
これはいただけないですね!
そもそも工程表は一般的には監督が作るものなので、工程は頭に入っていてしかるべきです。
それに、木材などの材料の発注は誰がしているのか疑問です。
日々の材料がないと仕事になりませんので、おそらく大工さん(大工さんの中に棟梁がいれば棟梁)がしているのだと思いますが、非常に珍しいケースだと思います。
監督というのは非常に重大なポジションです。
新築工事より返ってリフォームの場合の方がその要素は強いと思います。
新築工事は図面があれば、ある程度工事を進められますが、リフォームの場合は、既存部分との取り合い(納まり具合)の問題が頻繁に発生しますので、その都度、監督の判断が必要になります。
判断する人間がいないと仕事がそこでストップしてしまうからです。
その責任者が現場監督です。
サッカーや野球、それに映画の監督もそうですが、監督が全責任を負っています。
リフォーム工事も全く同じです。
現場を一手に預かり責任を負っているのは監督なのです。
工程を答えられないなどということは、私には考えられないことです。
担当営業マンもしくはハウスメーカーに直接連絡して、「監督に聞いても、はっきりした工程を教えてくれないので」と言ってみるのもいいかもしれません。
これには、迅速な対応が取られると思いますよ。
次回はもう少し監督について割かせていただきます。