タイル張り住宅の寿命を延ばすリ最良フォーム!最強の塩害対策!Ⅱ | リフォームを成功させるポイント from杉並区

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リフォームをするうえで、こんなことで悩んでいませんか?
これからリフォームを予定している方に成功のポイントを!

西荻窪の池しんです

「MCファインを塗布後、本当にコンクリートの色が変わらないのか?」という質問をリフォーム相談室にいただきました。

「MCファイン」は無色透明です。
「MCファイン」を打放しのコンクリートやタイル目地のモルタルに塗布しても、艶消しのグレーはそのままです。

光沢も出ず、素材の持つテクスチャーの良さを維持したままの仕上がりなので、安心してお使いください。

塗装して被膜を作る工法ではなく、含浸工法だから成せる業です。

塗布後の色変化がないため、施工が数日間に渡る場合は、前日どこまで塗布したか分からなくなるので、返ってその管理の方に気を使います。

それでは昨日の続き、塩害対策に移ります。
対塩化物被害係数「0」の「MCファイン」は、こんなところに使われてます!

この写真は、みなさんも沿海地域に行かれたときによく目にされる波消しブロック(テトラポッド~この名称は登録商標です)です。

3.11後は、津波対策として、この波消しブロックを山積みにするという提案も出されてます。

波消しブロックは、毎日1000回程、潮(正しく塩)の波に叩かれては、浸食されるという過酷な条件下に在ります。


上は、数個の護岸ブロックに「MCファイン」を塗布した写真です。

波消しブロックとは用途が異なりますが、毎日海水に叩かれるという過酷な条件は波消しブロックと全く同様です。

白く(実際は薄いグレーですが)見えるブロックが、「MCファイン」を塗布したピースです。

「MCファイン」を塗布していないブロックは、完全に濡れ色になっていて、コケの生えているピースさえあります。

それに対して「MCファイン」を塗布したブロックは、全く濡れ色になっておらず、きれいな薄いグレーのままです。

この写真は、「MCファイン」を塗布してから3年経過したものです。

場所は北海道の室蘭なので、塩水に叩かれることに加えて、冬季には積雪もあるというコンクリートにはこれ以上ない劣悪な環境下にありながら、その姿は3年も初期の状態を維持してます。

「MCファイン」が対塩化物被害係数「0」ということを、分かって頂けたことと思います。
室蘭に行って頂ければ、今でも見ることが出来ます。

タイル目地やコンクリートを雪から護る「MCファイン」

「雪」もタイル目地やコンクリートには天敵です!

「MCファイン」は豪雪地帯の橋梁や橋脚に使用されてます。
豪雪地帯では、水分をたっぷり含んだ「積雪によるの重量負荷」は脅威です。

それは、一般住宅のみならず高速道路の橋梁・橋脚にも同じことです。

豪雪地帯では、雪を溶かすために「融雪剤」を使用します。
融雪剤の主成分は「塩化カルシウム」であり、融雪するメリットの反面、融雪剤が橋梁・橋脚のコンクリートの割れ目などから浸透し、鉄骨を錆により腐食・劣化させ、寿命が減少したり、強度が減少して安全性が保てなくなってしまいます。

この豪雪地帯のコンクリートの橋梁・橋脚の塩害対策として、対塩化物被害係数「0」の「MCファイン」が使用されてます。

◆またコンクリートは、降雪量の多い地域では「凍害」も被ります。

「凍害」とは、コンクリート中の水分が凍結と融解を繰り返しすことによって、コンクリートが徐々に劣化する現象のことです。

コンクリート中の水分が凍結するとき、水は体積膨張します。
コンクリート内部の水分体積が膨張することにより、コンクリート内では、内部から外部に押し広がろうとする力が生じます。

「凍害」を受けたコンクリートは、コンクリート表面に微細ひび割れやポップアウトなどの形で劣化が顕著化します。
タイル目地のモルタルも同様に、「凍害」でひび割れします。

この問題もしかり、コンクリートやモルタルの内部に水を浸入させなければ、中で水が凍結して膨張することはありません。

「MCファイン」を塗布すれば、水の侵入を防ぎますので問題解決です。

伊豆大島の空港構造物に「MCファイン」が使用される予定です。

伊豆大島は海に囲まれているため、「塩害」はもとより、本土より台風の影響を強く受けます。
その条件をクリアーして「MCファイン」が選ばれました。

「MCファイン」を塗布するだけ。 タイル張り住宅の寿命を延ばす最良の対策です。

もう一度「MCファイン」の遮水性能試験をご覧になってください!