リフォーム業者に見積を出してもらう時に、業者の営業マンが「今月は決算月なので大幅に値引きしますよ」というセールストークは要注意です！！
普通に考えてみてください。 決算月だから余計に利益を上げたいはずです。
リフォーム工事の場合、業者の規模にも依りますが１ヶ月間で手掛けられる工事件数は決まってますので、工事件数を増やし、売上をアップして利益を高めるということは不可能に近いです。
この手のセールストークで多いのは、工事金額を高く見積もっておいて最後に多額の値引きをするというやり方です。 最終的に業者の利益金額に影響はありません。
職人さんがやる工事の金額には定価がありません。 高い見積金額を付けても一般の方には分かりにくいですし、関係ない工事項目を見積に入れるケースもあります（前にも書きましたが見積説明は丁寧に聞くことは大切です）。
見積書が分かりにくいというのは、建設業界が良い印象を持たれない一つの理由ですね。
見積金額を高くしておいて、値引き額を大きく見せる手には注意してください。
ただ本当に大幅に値引きしている業者は、薄い利益でも仕事を取らざるを得ないという背景があります。 企業の存続が危ない証拠なので、それはそれで要注意です。