苦しい状況に置かれた時、人は…
「この気持ちを分かって欲しい…」
そう思うものである。
しかし…
その状況を作り出しているのは自らの心…
同じ状況に置かれたとして…
創り出される世界は、人それぞれに違うはずである。
自分が苦しいから人に分かって欲しい…
これは自らのエゴの導きである。
そうやって扉から離れさせている。
人それぞれ世界は違う。
しかも…
今感じているものは、自らが摘み取ったもので出来ている。
これは、他人の力が及ばないものなのである。
ネガティブな世界もポジティブな世界も…
表と裏という違いはあれど、自らが創り出す世界である。
要するに…
他人には理解する事ができない可能性が高い。
「どうしてわかって貰えないの…」
「なぜこの苦しみが理解出来ないの…」
歩み寄ることは出来る。
だが、その世界に触れることはできない。
ネガティブな世界から抜け出すためには、
自分が変わるしかない。
その世界は自らが創り出したもの…
自らが創ったのなら、創り直すこともできるはずである。
もっと言うなら…
ネガティブな世界を創造する力があるのなら、
ポジティブな世界も創造出来るのである。
誰にでも暗黒の時代はあると思う。
私も数年間悩まされた時代があった。
今から思うと、それは学びの時間。
それが無ければ今の私は無い。
光を見つける貴重な体験だったのである。
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