滝行…おこぼれ話… | 空の宇珠 海の渦 

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-そらのうず うみのうず-
空海の小説と宇宙のお話

 

 

 

 

普段、普通の生活をしていると、




なかなか体験出来ないが…




私は師のおかげで、御滝に入らせて頂いた。





恐らく…




師の滝行であればこそ…




普通の滝行でこんな事は起きない。




そんなエピソードがいくつかある。





滝は大抵、水が一カ所から出ている。




一度に何人も水を受けることは出来ない。




当然、師の滝行も順番に入って行く。





多い時で5,6人。




前の方が入っている時は…




エネルギーフィールドの中で待つことになる。




一人ずつ滝に打たれながら般若心経を唱える。




その後で、繋がっていくのだが…





側で順番を待っていると…




時々、高次の存在からエネルギーが降り注ぐ。





その時…




滝に打たれている者の中で、




神秘体験が起きているのであるが…





それが…




順番待ちの者にも同時に起きることがある。





これを私達は…




「おこぼれ…」と呼んでいた。




要するに…




漏れたエネルギーが周りにも影響を与えるのである。




これは、私も何度か体験した。




しかし…




他の方が頂いたエネルギー。




自分が受け取っていいのか?




受け取ってはいけないのか?




最初は戸惑ってしまうのである。




今なら、頂けるものは頂いておけばいい。




そんなことは滅多に起きる事ではない。




そう思う。




しかし、その頃の私は…




「これ、どうしたらええの~?」




手の中にあるエネルギーを前に、




滝の中で戸惑ったものである。





この現象は見方を変えると面白い。




誰かが繋がれば、周りも繋がる可能性がある。




それを意味しているのである。





お滝と言う特別な場所でなくても…




三輪山の頂上でもそれは可能である。




誰かが繋がれば、それに便乗する。




これは多くの宗教でも利用されている。





別の見方をすれば…




自分が出来なくても、




繋がった状態になる事ができるのである。




大切なのは…



その時のエネルギーフィールドの中にいる。




そして…




自分がいつでも受け取れる状態にある。




そう言う事なのである。





準備ができていなければ、受け取ることは出来ない。





日頃から、精進していくことも大切である。





滝行の記事を書いていて思いだした。




滝行のおこぼれ話である。





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