滝行の記事を書いていると、
いろんなエピソードを思い出してくる。
これは書けと言う事なのか…
もう一つ書いておこうと思う。
自分がお滝に入らない時でも、
サポートとして行く時があった。
そう言う時は、側のお堂の中から見ている。
入る方が般若心経を唱える時は、一緒に唱える。
前回の記事で、神秘体験が中で起きると書いた。
しかし、自分にとっては中であるが、
見える方には外からも見えている。
(私は見える系ではないので、良くわからない…)
その日、私は入る予定ではなかったので、
お堂の中から見ていた。
ある女性が滝に打たれている時…
滝行の終盤。
降り注ぐエネルギーが集まってくる。
(それは感じる事が出来る…)
女性が、受けていた手を動かした瞬間であった。
「あ~~あ…」
数人の残念そうな声が聞こえた。
私は何が起きたのかわからなかった。
そして…
滝行が終わっての雑談タイム。
そこで、その話が出た。
「ほしかったなぁ~」
師がその女性に話しかけた。
どうやら…
彼女はエネルギーを取り損ねたらしい。
最後の最後…
大抵は、師が頃合いを見計らって、
手を添えて教えてくれる。
しかし…
それよりも先に、手が動いてしまったらしい。
それは、神から頂いたエネルギーであり情報である。
毎回頂けるものでは決してない。
それっきりのことだってあり得る。
貴重な宝物を、取りこぼしたのである。
こういうことも時々起きる。
今となってはそれが何であったのかも分からない。
見える方からすれば、外からでも見えているのだ。
私が入らせて頂いた時…
「あれ何?ペンのように見えたけど…」
そう聞かれた事がある。
実はこの時、私は何を頂いたのか分からなかった。
未熟者であった私には、
エネルギーの塊にしか見えていなかった。
外から見ていた方に、教えて頂いたのである。
(今でも、見ることに関しては得意ではない…)
剣や鏡、宝珠に巻物…
アイテムは様々であるが…
その人の今後を左右する何かを、
頂いたりすることがある。
三輪山で聞いた話では…
自分の部屋でこの現象が起きた方もいる。
ちょっと思いだしたので書き留めた。
滝行…おとりこぼし話である。