人が出逢う時のタイミング。
これは、非常に面白い。
昨日の事になるのだが…
結局、2日連続で三輪山に登拝することに…
登る途中、私の少し前に女性のペアがいた。
「先に行くね…」
一人を残して先に登った女性がいた。
残された一人を私が抜いたのだが…
挨拶をした際、この方に才能を感じた。
結局、先に行った女性も抜くことになる。
挨拶を交わして、私が先に行った。
私が頂上のいつもの場所でお祈りをしていると…
数人の気配が、私の後ろを抜けて行く。
その中の一人に彼女もいたようである。
私はお祈りを終え、祠の側でチャージをしていた。
ちょっと斜め前に彼女が来て、
同じように感じようとしている。
「ここに来てみてください…」
そんな事を言ったような気がする。
「ここ、この辺りですか?」
彼女は素直に聞き入れてくれた。
そして、手を広げ感じようとする。
「足の裏から伝わって来ませんか?」
私がそう言うと…
「来る、すごい…」
彼女は間違いなく、才能有りの方だ。
しかし、彼女は急いでいるよう。
「もう一人の友達、才能ありそうですね…」
私は感じたそのままを伝えた。
彼女もその事には気がついているようだった。
ここで少し邪魔が入ったので、場所を変えた。
手前の社の前で…
「エネルギー波動見たことあります?」
私がそう言うと、彼女が興味を示した。
案の定、彼女はすぐに見えた。
しかも、色までしっかり見えている。
そこまでの方は、今まで数人しか出逢っていない。
「この周りにオーラがあるんですけど…」
「見えないですか?」
何となく…私にはそう感じた。
私の波動で説明していると…
「あ、見える!」
予想どおり、見えているようだ。
いきなりオーラまで見える方は本当に少ない。
彼女の才能は本物である。
そこで、名刺交換をしたのだが…
その名刺を見て驚いた。
裏側の写真に見覚えがあった。
「この写真、どこかに載せていますよね!」
彼女が頷いていた。
彼女が急いでいるのには理由があった。
下にいる友達は上がってこないらしい。
待たせていることになる。
「才能ありそうなんだけどなぁ…」
私的には、勿体ないような気がする。
しかし…
準備の出来ていない者には、真実は理解出来ない。
昨日、そう書いたばかりである。
私は残り…彼女は下りて行った。
気になるので…
帰ってから、彼女の記事をチェックしていた。
「これだ!」
その理由が分かった。
私は数日前に、彼女の書いた記事を見ていた。
小説のことで、熱田神宮を調べていたのだ。
その時、気になって、彼女のプロフィールを見た。
「ふう~~~ん」
面白い出会いもあるものだ。
私は、会いたいとは言っていないのだが…
「香川かぁ…」
その一言だけは、つぶやいた記憶がある。
しかし、出逢った時には気付かないのだ。
これもまた…面白いというしかない。
「もう少し時間があれば…」
そう思ったが、彼女の記事を見ていたら、
その理由が何となく分かる気がした。
今度はゆっくり時間を取って、
三輪山の波動を感じて頂きたい。
そんな気もするのである。