「天国に持って行けるものは何だろう?」
こう考えたことはないだろうか?
私は、時々考える。
勿論、物質は全てダメ。
自分が創造したものもダメ。
では、何だったら持って行けるのか?
この世でした経験…
その記憶…
これはどうだろう?
経験時に生まれる、感情のエネルギー。
これらは…
自らの器に広がると同時に、宇宙に転送される。
そんな感じがする。
人は今この瞬間を生きる。
結局のところ…
瞬時に、全てが転送されている。
天国に持って行けるものは何もない。
今のところ…私はそう考えている。
聞くところによると…
人は前世の記憶を持っていると言う。
それが事実であるなら…
記憶の仕組みそのものを、示していることになる。
化学的に見れば、人が死ねばその記憶は消える。
しかし、過去の記憶が存在するならば、
その化学的な考えは、間違っている事になる。
記憶は脳にあるのではない。
量子的な宇宙を考える時、全ては繋がっている。
私達は何処かにクラウドシステムを持っている。
出来事を経験し、感情のエネルギーを生む。
それが瞬時にクラウドシステムに伝わる。
別の言い方をすれば…
脳はただの情報処理機。
計算機かパソコンの様なものである。
その記憶領域…
ハードディスクやSDカードは宇宙の何処かに存在する。
それが、魂である可能性も否定できない。
しかし、私的には…
魂はエネルギーを生み出すための器。
今はそう考えている。
この宇宙の何処かに記憶領域(クラウド)が存在する。
そう考えれば、全てのつじつまが合ってくる。
もともと善である私達が持つ
器の中の二極。
私達が経験するすべての事…
身体を失っても残る記憶…
私達がエネルギーを生み出すのには訳がある。
そう言う事になるのだ。
そして…
天国に何も持って行けない事実は…
この世は幻想である。
その形を確かなものとして、浮き彫りにする。
私達がこの世に来た意味。
二極のコントラストを楽しみ、
全てを昇華させ、新たな宇宙を創造する。
天国に持って行けるものは何もない。
しかし…
無駄な事も何もない。
私達は、大いなるプランを実行しているのである。