こんばんは☆
涼しくなりましたね。
まだ夏休み中なのですが、久々にサロンで一日過ごしていました。
先ほど夕方のぶらり散歩中に黄色い花の群生に出会いました。
待宵草です。
夕方に開花し、翌朝にはしぼんでしまう一日花です。
夏の夜に一晩だけ咲く待宵草。
種類にもよりますが、待宵草の開花のピークは7月なので、沢山の咲いている待宵草に出会ったのはラッキーでした。
待宵草(マツヨイグサ)はアカバナ科マツヨイグサ属
英名はEvening primrose
原産地は南・北アメリカです。
17世紀にヨーロッパにもたらされ、今では地中海・イギリスでもよく見かけられるようになっています。
日本には江戸時代に伝わり、帰化植物となりました。
生命力が強い植物で、河べり、海岸、山、砂漠、空き地など、どんなところにでも繁殖するパイオニア植物です。
フラワーエッセンスのイブニングローズはこの待宵草です。
フラワーエッセンスでは母親との関係のサポートはマリポサリリーが有名ですが、イブニングプリムローズはさらに根源的な胎児期や乳児期の母親との関係のサポートになります。
「再生」「再誕生」というキーワードをもつイブニングプリムローズについては、長くなるのでまたの機会に^^;
生命力が強く雑交もしやすいのでマツヨイグサの仲間はとても多いといわれています。
「月見草」という呼び名をご存じの方も多いかと思いますが、これは近縁の別種の植物を指します。
「原種の月見草」は白い花です。
繁殖力の強い待宵草が各地に広まり野生化した為に、月見草は一時、姿を消したといわれています。
待宵草を月見草と呼ぶこともありますが、花の色が黄色なので月をイメージしやすかったからかもしれません。
待宵草は花がしぼむとオレンジ色に変化するのですが、しぼんでも黄色いままの大待宵草(オオマチヨイグサ)
月見草オイルは大待宵草より小ぶりの花の雌待宵草(メマツヨイグサ)の種から採れます。
茎が地面を這う待宵草は小待宵草(コマツヨイグサ)
同じアカバナ科の仲間に
赤花夕化粧(アカバナユウゲショウ)
Oenothera rose
和名の夕化粧は午後遅くに艶っぽい花色を持つことに由来しているそうです。
よく見かける昼咲月見草(ヒルザキツキミソウ)
Oenothera specios
名前の通りに昼間も咲いています。
昼咲月見草は観賞用として輸入・栽培されていたものが野生化しているそうです。
淡いピンクの可憐な花ですが、とても生命力・繁殖力の強い植物です。
夕日は西に沈みはじめ、空には上弦の月。
待宵草の傍で空を眺めて帰ろうと思います。
待宵草
Evening primrose
どちらも趣のあるひびきですね。
明日も佳き一日でありますように
最後までお読みいただきありがとうございました☆