こんばんは☆
青い空には入道雲。
駅前の花壇では近くの小学生さん達が植えたヒマワリが今花盛りです。
「夏の花」
といえば一番に想い浮かぶ花は何でしょうか?
ヒマワリ 朝顔 ハイビスカス 百日紅 夾竹桃 サルビア。。。
芙蓉の花も夏に咲いていますね。
夏
太陽
獅子座
ライオン
と、連想ゲームのように浮かんでくるのですが。。。。
ライオンの名がつく植物はダンディライオン。
「ライオンの歯」を意味するダン=ド=リオン(Dent-de-lion)に由来するダンディライオン (dandelion)はタンポポです。
ヒマワリの花が雄ライオンの顔みたいに見えるのは私だけでしょうか。。。(^^ゞ
夏空に映えるヒマワリは「太陽のエネルギー」を持つといわれています。
英語でSunflower
「太陽の花」ですね。
学名は「Helianthus annuus」
語源はギリシャ語で、やはり「helios 太陽」と「 anthos 花」を意味します。
ヒマワリのエッセンス
サロンで扱っているヒマワリのフラワーエッセンスはパワーオブフラワー・FES・PHIの【サンフラワー】です。
フラワーエッセンスではサンフラワーは男性性のバランスを調整する時によく使われます。
そしてベビーブルーアイズと並んで「父親に関するエッセンス」でもあります。
フラワーエッセンスの指針としては、ベビーブルーアイズが「父親からの保護」だとするとサンフラワーは「父親からの愛」といえるでしょう。
幼少時期、父親から適切な愛情表現を受けてなかったために、本来持っている輝く魂の光とあたたかさが表現できずにいる人に効果的です。
父親の適切でないと思われる影響は往々にして自尊心の低さに繋がり、自信のなさにも繋がっていくことがあります。
自己表現をすることに臆病になり、なかなか自分を出すことの出来ない人に対して、サンフラワーのエッセンスは太陽のあたたかさを与え、内なる男性性のバランスを整えてくれます。
そして反対に自己尊大な人にも良いエッセンスです。
あまりにも強すぎる自己尊大は男性性のバランスを欠いている場合が往々にしてあります。
サンフラワーのエッセンスは正反対に見える自尊心の欠如、そして自己尊大というどちらの場合もバランスの取れるエッセンスです。
自分自身を認めた時、魂は輝き出すといわれています。
黄色という色は明るさを与え、自分の本来の源に繋げてくれます。
あたたかな光の中、自分を癒し、自分を表現していく勇気が立ち上がってくるとよくいわれます。
サンフラワーのブレンド
パワーオブフラワーではテーマ別になったブレンドエッセンスがすでにあります。
サンフラワーのフラワーエッセンスと他のフラワーエッセンスが組み合わされているブレンドを以下に挙げておきます。
【Wise Man Elixir】
心の中の聖なる男性性に光をあてることをサポートするエッセンスです。
賢さ、直感、受容、芯の強さ、育みを得たい女性、そして男性のためのエッセンスです。
【Purpose and Destiny Blend】
勇気と洞察力を持って、自分の道を進むことを促すエッセンスです。
自分に自信がない時、本来持っている力を発揮し、夢や目標を実現するような意欲が起きてきます。
また、リーダーシップに対する深い理解力、洞察力が高まることでうまくリーダーシップが取れるように。
【New Life Blend】
変容と変化
変化、変容、成長を助けると同時に、平和、信頼、受容をもたらすバランスの取れた状態へ変化します。
【Light Body Blend】
自らを喜びの中に解き放つ。
過去を手放したいときに。
過去のパターンが解消されていく度に、喜び、慈悲、自己実現力が内側から満たされていくことをサポートしてくれます。
【Radiance】
魅力を輝かせる
自分に自信がない時に、淀んだエネルギーを生き返らせ停滞感に活力をもたらします。
創造的な情熱が生まれ、自信と喜びが高まっていくようにサポートしてくれます。
セブンチャクラシリーズの【サードチャクラ】にもサンフラワーは含まれています。
サンフラワーのエッセンスは自信がない時にバッチのラーチなどとも併用し、よく必要とされるベーシックなエッセンスといえます。
以上ヒマワリのエッセンスについてでした。
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以下はヒマワリという植物についての諸々です。
薀蓄にご興味のある方は続けてご覧ください。
ただし更に大変長いですm(_ _)m
ヒマワリの歴史
ヒマワリの絵といえば画家ゴッホ。
睡蓮で有名なモネもヒマワリの絵を描いています。
「ひまわり」というイタリア映画も昔大ヒットしたようです。
とても切ない映画と音楽だったように記憶しています。
人々を惹きつけるヒマワリの歴史は紀元前までさかのぼります。
13~16世紀にインカ帝国では、ひまわりは太陽神の化身として崇められていたようです。
花の模様の彫刻が祭壇に彫られ、神殿に仕える巫女は、ひまわりをかたどった純金の冠を身につけていたそうです。
北米原産の植物なのでネイティブアメリカンも古代からヒマワリを栽培していたようで、
16世紀にスペイン人がヒマワリの種を持ち帰り植物園で栽培を開始し、その100年後にフランス、イギリス、ロシア、中国 そして日本へと広まったそうです。
北米から南米のペルーにかけての地域では、今でも野生のひまわりが自生しているといいます。
ヒマワリの種
ヒマワリは観賞用だけでなく、種からはオイルも採ることが出来ますし、そのままナッツとして食べることも出来ます。
ハムスターも大好きな「ヒマワリの種」です。
栄養学的に見ると、ヒマワリの種はカロリーが高く、疲労回復に役立つビタミンやミネラルが豊富で、さらに葉酸や鉄分、食物繊維なども含まれています。
ヒマワリの種から採れるオイルは食用や美容用としても使われますが、オイルの生産量の多い国はウクライナやロシアなのだそうです。
映画「ヒマワリ」の広大なヒマワリ畑もウクライナで撮影されたそうです。
ウクライナを訪れた人は「360度広がるひまわり畑」というほどヒマワリ栽培が産業化されているようです。
ヒマワリは野生種で約60種確認されており、観賞用だけでなくオイルなどの食用の品種などを全て合わせると100以上の種類があるそうです。
ヒマワリの特徴
ヒマワリの茎は固く太く、真っ直ぐに成長します。
茎全体に荒い毛があるのも特徴的です。
葉は大きく固く、表面に毛がありザラザラとした手触りです。
茎や葉から明確なバウンダリーを読み取れます。
ヒマワリの花弁は大きな1つの花のように見えますが、実際は頭状花序と呼ばれ、多数の花が集まって1つの花の形を形成されています。
これは、キク科の植物に見られる特徴ですね。
外輪に黄色い花びらをつけた花を「舌状花」、内側の花びらがない花を「筒状花」と区別して呼ぶ場合があります。
ヒマワリの向日性
和名ではヒマワリは「向日葵」「日回り」記されます。
ご存じとは思いますが、「向日葵(ヒマワリ)」の由来は太陽の移動につれて太陽を追いかけるように花が向きを変えることからきています。
でも
咲いている向日葵は一日中同じ方向を向いていますよね。
実際に太陽を追って動くのは成長が盛んな若い時期だけで、完全に花が開いてしまえば、東か西を向いたまま動かなくなります。
若いヒマワリの茎の上部の葉は太陽に正対になるように動き、朝には東を向いていたのが夕方には西を向きます。
日没後はまもなく起きあがり、夜明け前にはふたたび東に向きます。
この運動はつぼみを付ける頃まで続きますが、つぼみが大きくなり花が開く頃には茎も硬くなり成長が止まるため動かなくなります。
なぜ、さも見たように書くかというと、学生の時にヒマワリの植物観察レポートの課題があったからなんです^^;
多くの花は太陽の光に反応して向きを変えたり、開花したり閉じたりします。
光合成のために茎などが太陽光線の強い方へ向かって屈曲する性質を「向日性」といいますが、ヒマワリ(向日葵)は字のごとく、この「向日性」がとても顕著だということですね。
アンダルシアのヒマワリ畑
どこまで行ってもヒマワリ
ひまわり
向日葵
ウクライナのヒマワリ畑は見たことがないのですが、スペインのアンダルシア地方のヒマワリ畑も広大です。
(※アンダルシアの画像はお借りしました)
その広大な畑のヒマワリの開花は初夏なのですが、今年の夏のようにとても過酷な暑さのなかで咲いています。
そして、咲き終えた花が多くの種を自然に捧げるかのように大地に向かって身をかがめ頭をたれる姿はまた異なった風情です。
畑の広さも、暑さも、咲き終わりも圧巻です。
何十年も前に見た光景ですが、感動と共に心に残っています。
ただ、アンダルシアのヒマワリ畑は観光用ではありませんので、現地の人とは感動の温度差がとてもありますけれど(^^;
太陽の花
Sunflower
ヒマワリ(向日葵)
長い話を最後までお読みいただきありがとうございました
この週末、仕事の方もお休みの方もお元気に過ごされますように