こんばんは
今日は「Dolce far niente」の日でした。
“Dolce far niente” “何もしないことの甘美さ（何もしないことの喜び）”
ジュリア・ロバーツ主演映画「Eat Pray Love」の中で主人公リズがイタリアで出会った言葉ですね。
何の目的もなく、何の役割もなく、ただ海や山や空を眺めて過ごす時間。
２階でごろりと寝ころぶもよし。エッセンスを眺めるも、手にするもよし。
サロンの全部屋を解放しています。
今日は温かな陽射しが部屋いっぱいに射しこんでいて、暖房入らず。
カーペットの上でごろごろが人気です。
ウトウトされた方もおられて、とてもまったりとした時が流れていったように思います。
偶然、お二人の方が今日のお供にレイ・エッセンスの「優しい時間」を選ばれていました。
今年の５月から試しに始めた企画なのですが、おかげさまで８回目となりました。
月１回の「Dolce far niente」の日は「静かなる音なき音」を観じてみる機会でもありますので、ほぼ無言。
お好きなお茶をオーダーされる際にスタッフは対応しております。
たまたま、お集まりになった方々がお話で盛り上がったような回もありましたが、基本的にはお話会ではありませんので、お話されたい方はまた別の機会にワイワイいたしましょう
交流会のような「なんとなくお茶会」も来年から定期的に開催する予定です。
冬の日ははやく暮れていきます。
ちょうどお帰り際に、お一人の方が、先日ブログで紹介させていただいた志村ふくみさんの本の感想をお伝えくださいました。
志村さんの本で触発された自分の想い。
静かに紡ぐようなお言葉がとても胸に響きました。
ありがとうございました。
陽だまりの中で、ゆっくり緩んだひととき。
凛とした冷たい外気も、案外、頬に気持ち良く感じられます。
内面の世界を大切にしながらも、また、日々、現実に向き合っていけますね。
お立寄り頂き、ありがとうございました