2012年IgA腎症と診断された、元看護師です。

 

元疾患や病態で治療や食事療法の内容が大きく異なる慢性腎臓病は、とてもややこしい。 

そんな腎臓病について少しでも役に立つような情報を腎臓病患者の皆さんと共有したくて、2023年「腎臓病療養指導士」の資格を取得しました。

 
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先日、2012年に入院して受けた、「ステロイドパルスの思い出」を

書きました。

 

 

 

ステロイドの副作用をおもしろがって前向きに受けとめ、

変態っぷりを発揮した治療に専念した という内容でしたてへぺろ

 

パルス入院時から入院中、そしてパルスから約1年後までの

蛋白尿(P/C比)、血清クレアチニン(S-Cr)値について書いてみます。

※尿潜血はほぼ(-)または(±)だったので省きます。

 

2012/11/5 入院時 P/C比 3.26   S-Cr 0.84

2012/11/12 入院中   P/C比  0.725  S-Cr 0.90

2012/11/19 入院中 P/C比  1.22    S-Cr0.92 

2012/12/17 退院1か月 P/C比  0.55   S-Cr0.77

2013/1/21 退院2か月 P/C比  0.37  S-Cr0.94

2013/2/18 退院3か月 P/C比  0.88   S-Cr0.37

2013/6/17 退院7か月 P/C比  0.34   S-Cr0.87

2013/11/25  退院1年 P/C比  0.39    S-Cr0.75

2023/9/25  直近の受診 P/C比  判定不能   S-Cr0.96

(判定不能とは、尿蛋白が測定できない程度少量だったため)

 

 

【参考】P/C比とは、尿蛋白/尿中クレアチニンのこと。

1日に排出されている尿中の蛋白の量の目安とされる。

0.15未満が正常値とされている。

 

 

腎臓病は蛋白尿の量で予後が左右するとも言われています。

特にパルス直後はこの辺の数値を医師も頻繁にチェックしており、

ステロイドパルスの効果をみているようでした。

 

御覧のように、入院中は検査データが劇的に良くなることはなく、

パルス後1か月くらいから少しづつP/C比が減少してきました。

このあとずっと経過をみながら、内服のステロイドを調節していきました。

 

あくまでも私の例なので、個人差も大きくあり参考にならないかも

しれませんが、やはりはっきりとステロイドに効果がでるには

それなりの時間が必要と感じます。

 

今現在、ステロイドを使った治療をされている方、

焦らずに、効果があるまでじっくり治療してくださいねおねがい

 

 

 

 

ではでは。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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