羊水検査 | 決断 | そらママの日記@KLCで不妊治療中

そらママの日記@KLCで不妊治療中

都内在住32歳 / 外資系勤務 / 妊活6年目

2019年 結婚
2023年 待望の第一子そらくんを21週で死産
2024年2月 均衡型相互転座発覚
2024年4月 KLCで顕微授精+PGT-SR開始

流産•死産、不妊治療、仕事など綴っていきます。
よろしくお願いします。

 

 夫婦での話し合い


注意:以下センシティブな内容ですので、苦手な方は読むのをご遠慮ください。







 

遺伝カウンセリングの結果を受けて夫婦で話し合いをしました。
元々、私は「重度の知的障害が想定される場合は産めない。」という考えを主人には伝えていました。
これはあくまで私が子供を育てる場合の話で、今障害があるお子さんを育てられているお母さま・お父さまを否定するものではありません。

私には重度知的障害(エマヌエル症候群ではありません)の親戚がおり、その子の成長や家族の生活を長年近くで見てきました。


両親・兄弟を含めて大変な苦労をしてきたのを見ると、その決断は私にはできないと思ってしまいました。


エマヌエル症候群の場合は知的障害に加え、軽度とは言えない身体障害も想定されます。
今は私のお腹の中で毎日元気に動いているけど、生まれた後は他の子と一緒に走り回れないんだ…。おしゃべりして喧嘩できないんだ…。痛い手術を何度も繰り返さなきゃいけないかもしれない…。


そう考えると、どうしても生むという決断ができませんでした。夫婦で沢山話し合って命を諦めることを決めました。


 入院手続き

 

20週4日に羊水検査を受けた大学病院を受診し、夫婦で話し合った結果、人口流産することを伝えました。

人口流産ギリギリのタイミングとなりましたが、じっくり時間をかけて話し合い心の準備をする時間を夫婦で持てて良かったと思っています。

病院からは来週からすぐに3泊4日の入院で、予定通りいけば21週4日のタイミングで出産する方針で合意しました。
人口流産についての説明を受け、エコーで赤ちゃんの状態を確認して、助産師さんからも色々と説明がありました。

エコーでは久しぶりに成長した我が子の姿を確認できて嬉しかったです。
エコーの時はいつも楽しそうに動いて見せてくれるのですが、今回も手と足をバタバタさせてとても可愛かったです。
先生方もエマヌエル症候群だということがわかった状態で改めてエコーで心臓など確認していましたが、心臓の形も普通で血流も問題なし、口唇口蓋裂など目立った身体的特徴はないとのことでした。

お腹の中で苦しんでなくてよかった…元気にここまで育ってくれてよかった…そんな思いがこみ上げてきました。
夫は久しぶりにエコーで我が子の姿を見て嬉しそうな、寂しそうなそんな複雑な顔をしていました。

助産師さんからは出産後に赤ちゃんとどんな風に過ごしたいか、火葬までの流れを含めて会話しました。
やはり大学病院ということもあり死産する赤ちゃんも少なくないため、病院で流産・死産に関するプロセスが整理されていて、対応で不安になることは一切ありませんでした。

病院にはとても感謝しています。



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