閑話休題 アニメ2024冬豊作でした | soralibro

soralibro

通勤時の読書の備忘録です。

マンガは全く読まないけれどアニメは大好き。秘密のアッコちゃんからかれこれ50年見ています。宇宙戦艦ヤマトからガンダム、エヴァンゲリオンもリアタイしました。60歳近くなっても毎晩楽しんでいるとは思わなかったですけれど。

今年冬のアニメは結構気に入ってみているものが多かった。

2クールの「葬送のフリーレン」「薬屋のひとりごと」2シーズン目の「マッシュル」に加え

「佐々木とピーちゃん」「ダンジョン飯」「魔女と野獣」もよかった。

ほとんどがマンガが原作。

「薬屋のひとりごと」と「佐々木とピーちゃん」は小説家になろう、のWEB小説から書籍になったものです。

小説家になろうには膨大な小説が載っているので、そこから良品を探すのは無理。書籍になったりアニメになったりで読み始めても続けて読んでいるのは今は1作だけです。

「薬屋のひとりごと」はまだWEB小説も続いています。よくある中華風が舞台。花街の医者の娘、猫猫は人さらいにあって宮廷の下女として売られてしまいます。目立たぬように勤めていた猫猫は、宮廷内の事件に遭遇し薬の知識によって解決したことで美形の宦官壬氏の目に留まり皇帝の寵妃の毒見役に任ぜられてしまい、宮廷で起こる様々な謎を解明していく。

猫猫の生い立ちや花街、宮廷内の様子や規律など、よく練りこまれて書かれています。ただ猫猫のひとりごとが主なためか、書き方が抽象的な感じで内容が読みとりにくい。アニメをみて再度小説を読んで、なるほど、となっていました。色々伏線を残したままの終了になっていて、来年秋には2シーズン目が始まる予定とのことで、今から楽しみです。

「佐々木とピーちゃん」はWEB版はもう更新していないようで、小説家になろうでは読めないようです。

40代の冴えないサラリーマン佐々木はペットショップで一目ぼれした文鳥を買ったが、その文鳥は異世界から来た賢者が転生した姿だと判明。ピーちゃんと名付けた文鳥と契約し異世界を行き来できるようになった佐々木は現世の品物を異世界で販売し、ピーちゃんから魔法を習って今までとは違う生活を目指した矢先、現実世界で異能者と遭遇し魔法を使ったことで内閣府超常現象対策室にスカウトされ国家公務員として働くことになってしまう。

設定は異世界と現実が入り乱れちょっと複雑ですが、それほどごちゃごちゃにはなっていない。佐々木がサラリーマンらしい考え方、腰の低さで難問を乗り越えていくところが気に入っています。こちらも不穏な終わり方で、2シーズン目がありそうです。

本とアニメは死ぬまで楽しみたい。