長男の通信制高校の面接試験は、

1人7分程度の短いものだった。

 

面接官は2人で、

長男のときは1人の人だけが質問をしてきたそうだ。

 

 

面接会場に入室したら、まず最初に、受験番号と氏名を名乗る。

 

事前に中学校や自宅でしていた面接練習では、中学校名も言っていたが、

 

面接会場に入る前に渡されたマニュアル・プリントに、

 

"面接の部屋に入ったら

「受験番号◯◯番の◯◯ ◯◯(氏名)です。」

と言います。"

 

と書いてあったため、中学校名は言わなかったそうだ。

 

 

「志願理由」や

「高校を卒業したあとどうするつもりか」

といったことを聞かれたらしい。

 

このあたりは、願書と一緒に提出する「志願理由書」に書いた内容をそのまま答えた。

 

 

ちなみに、長男の場合は、

 

「多様な学び方ができ、それが自分にとても合っていると思った。」

 

「自分が主体となって時間割を作れることが気に入った。」

 

というようなことを志願理由書に書いたので、

そのように回答をした。

(ここは、事前に何度も練習した。)

 

 

卒業したあとの進路希望については、

長男はイラストなど絵に関わる職業に就きたいと考えているので、それらを学べる専門学校などに進学したいというような回答をしたようだ。

 

 

これらは、ある程度予想がつく質問だったが、

このほかに「通信制高校の学習スタイル」についての質問があったらしい。

 

質問の詳細は忘れたようだが、

「レポート」と回答する質問が出たが、

長男はド忘れしてしまい答えられなかった。

 

「すみません。忘れました。」と答えると、

「【レポート】って言うんだよ。」と教えられたという。

 

 

長男が唯一回答できなかったと思った質問が、この「レポート」についての質問で、

あとは回答できた自信があったようだ。

 

 

面接試験のあいだ、付き添いの親は別室で待機する。

 

試験を終えて私のところへ来た長男の第一声が、

「できたよ」

だった。

 

本人なりに、自信があったのだろう。

 

 

親の目からみると、

通信制高校の面接試験を受験したあとぐらいから、

長男が自分に自信をもちはじめたように感じている。

 

 

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