Hope & Legacy ... 2016 GPFのトレースetc | 空色羊のブログ

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特にフィギュアスケートの羽生結弦選手を応援していますが、好きな選手沢山。
試合の感想等をUPしていけたら。男子シングルがメイン。
スピン・ステップ勉強中。
(コメントは一時的に承認制にすることあり)

4CCでテンション上がった勢いで描いたFSのトレース図。もっと早く記事を上げる筈が、長くなってなかなか終わらなかった。

描いた後に、GPFではなく、色んな角度からの観客動画があがっている4CCにするべきだったのではと気づく。
元の構成の方が良いと思ってGPFにしたのですが、3Aハーフループコンボとリカバリ4T2Tの軌道ほぼ同じだし。。大汗。


位置関係のズレや、もっと外に膨らんでいるorいないというような部分が多々あるでしょうが、ご容赦願います。
スケートしたことない素人なので、ステップ&ターン等間違いありましたら是非お教えください。




テーマは自然だと思っていたら、WFS EXのシェイリーンのインタによるとHope & Legacy(かなり端折ってます)だったでござる。残りの試合数を考えてしまい少し切なくなる。

前にあげたStSqの記事は、思いっきり前者の前提で書いたよ。
ジュエルの羽生くんインタだとまた違う。
どちらもかなり抽象的ではあるよね。色々な解釈が出来るってことかな?
深く考えずに曲そのものを楽しもうかな。




「View of Silence」 / 久石譲

1.4Lo
2.4S

シェイリーンのインタ中の、”「サークル状のフットワークのあと、ユヅルが両手を前に出して、そこを覗き込むところがありますね。あの場面では、ユヅルは鏡のなかの自分自身を発見します~”
←(GIF / AutumClassic) ... 4Lo後がちょうど円を描くんですけどここではないだろう。

4Sの軌道が昨シーズンとは異なり、4Loみたいなリンクを大きく使ったカーブからやや直線的なコースに。後半のも含め、バリエーションが豊富に。願わくば4Sさんが安定しますように。

3.FCCoSp4
フライングキャメル、☆CU☆CS、足換え、☆SS☆UB(ビールマン)

足換えから、「Asian Dream Song」 / 久石譲 に曲が変わる。

AutumClassic と 4CC は、ビールマンの代わりに A字UF)でした。

4.StSq

このプロでとても素敵だと思うのが、コンビネーションスピン~StSq~3Fのところ。
途切れない。スピンの途中(足替え)で曲が変わるのも連続性を高めているように感じる。

StSqの前半の、寄せては返すように立ち止まったり半円を描いてからの、
ドミ♭ファーラソソファミ♭ミ♭ファファー(楽譜の和音?の一番上の音の方、以下略)
曲の高まりに合わせてリンクを斜めに大きく横断していくのがいい。新しい出口を見つけてそこから水が流れ出ていくよう。スルスル進む左足のクラスター。ホップも移動距離を稼いでる気がする。
楽譜を見るとテンポが少しだけ早くなる。コーナーまでいって(2回目のバックでのホップ後)、テンポは元に戻る。

StSqの記事 → 2016 GPF FS StSq (Hope and Legacy)
水色 : クラスター

StSqの終わりはどこなんでしょうね。2回目のバックのホップのとこな気もする。でないと、レベル特徴の1つ、
”完全に体が回転する両方向(左と右)への(ターン,ステップによる)回転.各回転方向とも全体でパターンの少なくとも1/3 はカバーすること.”
の、左回りの回転(反時計回り)が足りなくなりそうなので。
最後の左のクラスター以降、時計回り(右)に1回転することはあっても(LFIモホーク ~ RFO踏み出し)、左回りに1回転はない...筈。

まあ、終わりがどこかなんてどうでもよくなるぐらい、3Fと密に繋がっているわけで。
SEIMEI が StSq ~ 4T3T で割りとはっきり曲が切り替わり、軌道がサークル状になって一旦閉じるのと比べると面白い。

SEIMEI のトレース(11.17 少し修正)

SEIMEIのStSq(2016World)

←(GIF / 4CC) ... "ユヅルが両手を前に出して、そこを覗き込むところ" の候補その1

最初のクラスター後、ストップするところ。
サークル状のフットワーク後かというと微妙。動作としてはそれっぽいと思うんだけど表情が穏やかなのよね。



ブラッシュアップで変わったところの幾つか。

(GIF / AutumClassic) →
LBOから前にターン両手を広げるRFIモホーク
RBO、LFO踏み出して、(フォアクロスに入る)



← (GIF / NHK)
LBOからRFO踏み出し両手を前に出すLFOスリー
RBO、LFO踏み出して、(フォアクロスに入る)

"ユヅルが両手を前に~" の候補その2
サークル状のフットワーク後ではある。しかしこの振り付けに変わったのはNHK杯から。


5.3F
ジワリと音が高まっていくなか、あえて中くらいの音のところで3Fなのが、ジャンプの浮遊感を強調してるような。。。自分でも何を言いたいのかわからん。

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3Fについての分析が素晴らしかったので、ご紹介。はるさん有難うございます。(2017.3.15)
浮遊感を感じていた理由がわかって嬉しい(^O^)



私は、フリップのトウ付き→跳び上がり→着氷が、アウフタクト(4拍目)のラ♭↗︎1拍目のファへの「グッと沈み込んでから跳躍するフレーズ感」を見事に可視化しているように思えて、それがあの浮遊感に繋がってるのかなと感じていました。
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フィギュア:NHK杯(MAINICHI PHOTOGRAPHY)より写真をお借りしています

この写真恰好よくて大好き。鋭い目が片方しか写ってないのがいい。

3F後、CCWからCWにカーブを変えて(多分ウェイトシフト)、肩をグネグネさせるところだったのね。
(下のトレース図の緑色の線で、一番最初の画像のとこ)



← (GIF / シェイリーンの振付)

”何か 光のようなものが横切る感じ”
”流れ星を見るようなイメージね”

振付けの様子を見れるのは貴重(^O^)
3F後、4Sの助走に入る前、一旦ストップする前後。






← (GIF / シェイリーンとの振付け)

情緒があっていいですね。


(GIF / AutumClassic) →

バッククロス、LBO-RFIチョクトーLF両足で滑る
両足を開いてグルッと回ってストップ、
LFOへ出てスリー、RBOクロスビハインド

時間が短くなったからだろうけど、上と比べるとあっさり風味。



← (GIF / GPF)

CWのバッククロスからウェイトシフトでCCWのカーブを描く
LFOへ出てスリー、ストップ
クロスビハインド、LFOへ出てスリー、RBOスリー

両足でグルッと回るのがなくなったのは残念だけど、メリハリがついた気がする。
両手を上げ背を反らせながらのウェイトシフトは優美だし、その前の肩をグネグネさせつつカーブを変えるところは強さがあって、うん、こっちのがいいな。
オータムの時よりしっかり上に目線を向けるのもいい。




6.4S+REP (fall)
ドミ♭ファーソソファミ♭ミ♭ファファー(楽譜の和音?の一番上の音)
フレーズの高音ので、4Sが高く飛び上がるのが気持ちいい。

オータムとスケカナでは、ファーで4Sでした。でトウついてセカンドを飛び上がる気がする。

跳びやすい方にタイミングを変えてきたんでしょうね。軌道を変えた4CCもタイミング同じだし。
どっちもいいけど変更後のほうが、ドミ でRBOスリーでターンするので見てる私がタイミングをはかりやすい。←それはどうでもいい(^o^;)

7.4T
ジャンプを降りて、クロスビハインドかLFOに踏み出すあたり...多分クロスビハインドで 「View of Silence」 / 久石譲 に変わる。
静寂の中跳ぶみたいで格好いい。

"ユヅルが両手を前に~" の候補その3

(GIF / SC) →
両足で滑る(CCW)、胸に当てた両手を前に、
左足で軽くプッシュしてCWに
クロスフロント
RFIモホーク
クロスフロントorバッククロス


← (GIF / NHK)
両足で滑る(CCW)、胸に当てた両手を前に、
LFIモホーク
RBOにチェンジエッジしながらクロスフロント
RFOに出てスリーLBO


CCWに半回転が、CWに1回転半になったおかげで、首の傾げ具合や、そのままグルンと頭をふって体を返すのがいい。クルクル。
特に変更後のが "ユヅルが両手を前に~" っぽいと思うんだけど、4回転全部終わった後である。いったいどこなの?


8.3A+3T

9.3A+1Lo<<+2S
コンビネーションジャンプであろうが着氷後にイーグルはもはや標準なのか。




10.FCSSp3
☆フライングシット☆SF(キャノンボール)、足換え、☆SB(リザーブパンケーキ) × (☆8回転)
8回転に足りなかったのでは

11.ChSq1
StSqが中央から右寄りなので、ハイドロとレイバックイナを左側に配置しているのか。
ハイドロ後、何かを掴もうとするように右手を空に伸ばすのが、チャレンジし続ける羽生くんの姿みたいだ、と言ったらポエムですかね。

12.1Lz 
NHK以後、コース変更。オータムとスケカナでは、もそっとジャッジ寄り。
後半ジャンプを1つコレオシークエンスの後にもっていったのはバランスがいいと思う。
それがルッツなのは心臓に悪いけれど。

13.CCoSp4
☆難しい入りかた(トラベリングキャメル)、キャメル中に☆CE☆ジャンプして脚換え、シット、☆US


頭を足の下に持ってくる軟体ポジは正直あんま好きじゃなかったし、バタフライして脚替えするのが大大大好きなので羽生くんがこれやってくれてすんごい嬉しい。やったあ。

演技ラストで疲れててしんどいだろうけど、でも嬉しいな。

バックエントランスの廃止等、スピンのルール変更に伴うもの以外での構成変更は久々ですよね。

USのクロスビハインド(トンプソン)の腕のかたちが、何かを抱きしめるようにも見えるよ。うん、いいなあ。


フィギュア:NHK杯(MAINICHI PHOTOGRAPHY)
より写真をお借りしています。



私の描く図は適当なので全然あてになりませんが、SEIMEI のトレース(11.17 少し修正) と見比べると、確かにジャンプが偏ったように思う。
リンク中央で跳ぶ3Loがなくなったし。ルッツは前のコースの方が配置はバラけたなあ。

ひょっとしたら、4Lo,4Sはリンク長辺に寄るのかもしれない。
GPFの他は調べてないけど、4S、4T,3A1Lo2S は固まってます。

ジャンプの配置バランスは少し偏っちゃったかもだけど、後半ジャンプを1個コレオの後にズラしたから順番のバランスは良くなったよ!
私、このプログラム大好きです。


おまけ ... 4CCのリカバリジャンプのコース等

濃い緑 - 茶色 ... GPF
黄緑 - オレンジ ... 4CC

4Sのコースが変わる。GPFは転倒しちゃったので、ジャンプ後の軌道が短い。

橙色 - ピンク ... GPF
茶色 ... 4CC

うん、コースほとんど同じ。

水色 ... GPF
茶色 ... 4CC



リカバリ3Aの恰好よいこと。テンションが上がります。


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自分用メモ
WinTopo(フリーソフト)
元画像が大きいと線がプチプチ切れるので、25%に縮小してから変換。PDFに保存。
開いてから拡大した。