「東日本大震災チャリティー演技会~復興の街・神戸から~」 / 2011.4.9(土)
フィギュアスケートを生で観るのも初めてなら、羽生君の演技を観るのも初めてで、とても思い出深いです。
翌年以降も続いてくれたらいいなぁと思ったので、2012年、2013年と開催されていることはとても嬉しいです。
高橋さん及び、関係者の皆様に感謝します。
当時のメモ&記憶を引っ張りだして...
午前中雨が降ってたけど、昼前に止んでほっとしました。桜が綺麗。
会場の外は長蛇の列。
整理?のお兄さんがやけにスタイル良くてモデルさんみたいだと思ったけど、後から思えばスケート選手だったのかなぁと。彼も滑りたかったかもしれない。
本当に色んな人の協力あってこそだなぁ。
座席はA席で、メインスタンド側。ホッケー用の柵が邪魔だったけど、前から3~4列目ぐらいだったので、選手が間近に見えて迫力ありました。
○ 14:15 ~ 開演
○ 高橋さんの挨拶後、1分間の黙祷
とても緊張されてたような。無理もない。震災後、初めてのチャリティーショー(福岡のパピオは、元々、ショーとしての予定だったもんね)の発起人の一員で、モスクワワールドも控えていたし。
というか、日本でフィギュアのチャリティーショーってそれまであったんだろうか? 臨海のリンク維持活動といい、こういう先駆者的行動は尊敬する。
◆ 太田 由希奈 ... 優雅。レイバックスピンが花のように麗しかったです。
◆ 新田谷 凛
◆ 國分 紫苑 ... ドーナツスピンが綺麗。
◆ 本田 武史
もうね、片手をそっと前に伸ばした瞬間から引き込まれました。
なめらかで重厚なスケーティング。華やかさは皆無なんだけど、ある意味、一番心を動かされたかもしれない。
3Tを飛んでたけど、ジャンプは別に要らない。ただ滑って、たっぷりイーグルしてくれたら、それでいいと思いました。
○ 製氷タイム 20分
○ 2部 15:05~
◆ 村元 小月
◆ 田中 刑事 ... 「仁義なき戦い」、3A抜け、ステップ良かった、端正な感じのスケーティング。
◆ 上野 沙耶 ... ステップが小気味よかったです。
◆ 羽生 結弦 ... 「White Legend」 ショーVer. + 競技Ver.
彼だけは他の選手とは違い、緊張しすぎて、楽しんで観られませんでした(泣)
どれだけガチガチになってたかというと、手にしたメモをいつ床に落としたのか気づかなかった程。
なので、個々のエレメンツは見れても、演技全体の雰囲気や情感を感じる余裕が自分になかったのが残念です。
渾身のスゴイものを見せてもらったんだけど、その凄さに浸れなかったみたいな...(汗)
肩の力抜いて、まったり見るのが一番だなぁ~(試合観戦できないよ)
拍手が大きくなる。
出てきた瞬間から、強烈な華を感じた。気迫だったのか、ファンの欲目もあるけど。
3Fは目の前で、スピードに乗って、シュルッ・フワッて感じで、きらびやかでした。
パンケーキツイヅル。
ドーナツスピンはテレビだと、エッジを掴む時お尻が出るのが気になるんだけど、この時は全然気にならなかった、不思議。
演技が終わると、メモを見ながらメッセージを読み上げ、アンコールでパガニーニの途中から。流れのある3Aも。
ジャンプとスピンが素晴らしく、又、華があり目が惹きつけられるだけに、スケーティングの技量?との落差が目につきました(ゴメンナサイ)
そのアンバランスさに、まだまだシニアに上がりたての成長途上の選手なんだなぁと再認識しました。
無事で本当に嬉しかった。スケートをやめないでくれて有難う。
◆ 荒川 静香
とにかく綺麗なスケーティング。滑っているだけで美しい。
スパイラルでの手離しY字?にはビックリした。
一番、貫録があると感じた。
又、演技後、息一つ切らさず、四方を向きながらマイクで話されたので、そのスタミナにも驚いた。(前の羽生君が肩でゼエゼエ息を切らしてたので)
勿論、アンコール有り。
◆ 高橋 大輔
SPのマンボ・競技Version。3F-3T,3A,3Lz、ノーミス。
全開という感じではないけど、流石の演技でした。
アンコールはFSのピアソラのタンゴの途中から。
歓声が凄かったです。
フィナーレでは、各選手、スピンorジャンプを披露。
羽生君は3Aを見事に決めてました。大変だったろうに、演技もだけど3Aを決めるところに強さを感じた。
最後、みんなで輪になって滑り、サブリンクでも挨拶。
この後、スケーターによる募金活動でしたが、時間がなかったので先に出て、係?さんの募金箱に入れました。
選手の皆さん、真摯に滑ってらして、とてもいい演技をみせていただきました。
当たり前だけど生で見ると、空間の広さとか、臨場感、スピード、スケーティングとか、感じ方が違いますね。席によっても違いますが。プロの方の表現力みたいなものも。