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皆さま、こんにちは。

うちのお兄ちゃんは、

23歳の自閉症青年です。

言語発達面に

困難を抱えていますが、

毎日、感情豊かに成長中です。

星

お兄ちゃんが進学した当時の

特別支援学校高等部は

二年後にできる予定の

高等特別支援学校

準備の意味もあったのか、

就労を目指した学校でした。

3年ほどの期間限定でしたが

入学試験がなく、

(入学者決定検査はあります。)

学校の時間割もこんな風でした。

(今はもう変わっているでしょうけど)

下矢印

<国語>という名目ですが

敬語の使い方、

履歴書の書き方、

ハガキの書き方など、

実際に役立つ授業でした。

 

<情報・英語>は、主に

ワード・エクセル

簡単な使い方を学んでいました。

エクセルの関数などは、

確かに、IF や AVERAGEなどの

英語を使いますもんね~。

下矢印

 

他には週三回の<ワークの時間>に

内職作業

清掃作業

園芸

さおり織りや、縫物

カフェ練習(接客サービス)

陶芸

木工など、

多岐にわたり、

学年が上がるにつれ、

選択授業で、自分のやりたい授業を

選ぶようになっていました。

接客サービスや内職は

全員必修でした。

お兄ちゃんは、織物を選んでましたね。

本格的な大きい織機が、何台もあって

素敵な作品が作られています。

準備する先生方も大変だろうなあ。。。照れ

 

文化祭では、

生徒の作品を販売しますが、

織物などの小物

コースターや

ポーチ、ティッシュカバーは人気で、

午前・午後の二部制で

販売しても、列ができ、

即完売するほどの人気でした。

下矢印

(生徒さんの作品です。)

 

お兄ちゃんも、

授業の実習で作った

さおり織の布を使ったクッションを

持ち帰って使っていましたが

色々な織り方、色合いで

雰囲気の変わる織物なんですね。

面白いです。

一度織物授業の参観がありましたが

それぞれのお子さまによって

個性あふれる織物が

出来上がっていました。

 

縦糸を準備したり、

途中で色を変えたり

変わった糸を挟み込んだり

どれも根気のいる仕事です。

家で簡易手織りをしてみて

その大変さを実感しました。

下矢印

お兄ちゃんの手織り機

 

学校での経験は、

卒業してからの作業所での

織物にも役立ったようです。

何でも、ちょっとでも

経験したことがあるって言うのは

大事ですよね。

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