はじめに
出産前、陣痛出産という未知の体験を前に、不安で不安で仕方なくて、色んな方の出産レポートを読ませていただいたことを思い出したので、私も出産時のメモを公開したいと思います*
第一子、妊娠41週、自然陣痛、無痛分娩で出産したレポートです。
妊婦さんのお役に立てれば嬉しいのですが、途中緊急帝王切開になりそうになる、麻酔が外れるなど少し波瀾万丈なお産だったので、不安な方、メンタルへこみ気味の方は回れ右したほうがいいかもです!
以下、当時のメモになります*。゚
出産前日
妊娠41週、予定日超過中🎡
誘発の予定も決めた後、急に自然陣痛!
朝5時頃
痛みで目が覚める、6-8分間隔、子宮をぎゅーっと掴まれる感じ
水っぽい出血(今思うとおしるし)
7時頃
念のためシャワー
でも2日前に破水だと思って病院に行ったのに空振りだったことから、病院への連絡を躊躇
電話したところ、来ても良いと言われるが、お昼過ぎまで家で様子見させてもらうことに
13時頃
陣痛が続くので病院に行くことに
14時頃
病院に移動する車中で陣痛が遠のき焦る(え、また空振り??)
15時頃
LDRに通されNST、子宮口は3cm
今日明日自然に生まれる可能性もあるということで入院に。生まれなければ誘発するとのこと。
17時頃
陣痛が不規則になってしまい一旦病室へ移動
17時半頃
陣痛再開、前より強い痛みに唸る
18時頃
のたうちまわりながら夕飯
加えてホームシックでぼろ泣き…辛い時間
20時頃
パジャマと産褥ショーツに着替え
5分間隔の陣痛、病室でひたすら深呼吸
20時15分頃
NST再開 5分間隔、張り40程度
無痛分娩のはずなのに痛い思いをする期間が長い。。
22時頃
LDRに戻れることが決定!安堵、陣痛が進んでいくことを心から祈る。。
NSTの張りの数値が50-60に上がってきて痛い…
人生初点滴→緊急事態に備えた太い針で結構痛い
血液検査の結果が出次第、無痛の管を入れてもらえることになり、一安心
23時15分頃
待ちに待った無痛措置!
陣痛が痛い間に管を沢山刺されるのは辛くて恐怖だったけど、早く解放されたい一心で、指示に従って迅速に動く
23時半頃
痛み止めが効いてきて、朝5時から18時間ほど耐え続けた定期的な痛みから解放され、元気を取り戻す!取り戻した元気で少しスマホを触る
麻酔の副作用で全身むず痒くなるが、無痛である嬉しさにより気にならず
疲労または麻酔の副作用で熱37.6度
〜NSTの数値が徐々に上がり、間隔が徐々に狭まってくる〜
出産当日
0時頃
体勢変更、内診→無痛前は地獄だったのに全く痛くなく、感動。怖くなくなる。
初導尿→怖かったが、麻酔によりほぼ感覚なし
〜赤ちゃんの心拍を見つつ、時折体勢変更(左向き、仰向け、右向き〜
1時半頃
内診、4cm。やっと少しでも進んだことに安堵。
2時半頃
ふとNSTのモニターを見ると、張りの数値が70ほど。進んでいる様子。
4時半
内診、5cm。少しずつ進んでる!
しかし、急に産科の先生が来て、陣痛の時に赤ちゃんの心拍が下がって苦しいサインを出しているとのことで、安全を取り、これが続くようなら緊急帝王切開になる可能性が高いと言われてしまう…!!
→急な事態にショックを受け、赤ちゃんを回復せねばと焦る🥺🥺🥺
→味方の助産師さんと相談し、できることは何でもやってみようと言ってくれて、とりあえずあぐらをかいてみる
5時頃
あぐらをかいている間は、赤ちゃんの心拍が陣痛の時もあまり下がらないようなので、あぐらで背中を伸ばして座っていることに決める。熱を下げるアイスノンは使えなくなり、寝れず、体勢は辛いが、必死。
赤ちゃんに、〇〇ちゃんがんばれ!と話しかけると胎動があり、心拍数が上がることに気づき、陣痛の度に声をかける。必死。
NSTの赤ちゃんの心拍低下を伝えるタラララン、タララランという警戒音が怖くてメンタルにくる
5時半頃
熱と脱水で私の心拍が上がる→そっちでもトラウマになっているNSTの警戒音が鳴り、徹夜による耳鳴りと相まって、精神的に参る
それでも必死にあぐらをかきつづける
助産師さんが私の気持ちを察して献身的にサポートし続けてくれる
6時45分頃
導尿、内診
8cmに広がっていて順調とのこと!
7時頃
無痛が効かなくなり、自然分娩の痛みを味わう→地獄!!
あぐらをかきつづけていたせいで、麻酔がお腹のほうに届きづらくなっていることが原因かもと言われ一瞬迷うが、赤ちゃんの心拍を保ち続けるために「痛いーーー」と声を上げながら我慢し続けることに😭
熱はさらに上がり38.2度、あぐらをかいていて冷やせないので放置
それらと徹夜と疲労と不安と喉の渇きにより地獄😭😭😭
8時
見かねた助産師さんに勧められて寝転がってみたところ、やはり赤ちゃんの心拍が下がってしまうため、慌ててあぐらに戻る。
LDRで「痛いーーー!!」と唸ってたら麻酔の先生が来て、麻酔の管を刺し直してみよう、とのこと→陣痛のピーク近くでの刺し直しは恐怖すぎたがやってみることに。。
→痛みから解放される!!再度元気を回復。
9時10分
子宮口全開!
赤ちゃん元気だから、緊急帝王切開はしなくて良いとやっと判断される。ずっと支えてくれた助産師さんからよかったね、と言ってもらい、感動
10時台
赤ちゃんが元気なうちにお産を進めようということで、促進剤を投与
助産師さんのてきぱきした指示に従い、いきんでみる→割とすぐに破水!水がぷしゅっと飛び出したのを見てびっくりする。
そこからぞろぞろと医師たちや他の助産師たちが集まり、一気にテレビで見るようなお産の部屋に。
「もう頭見えてるからもうすぐだよー!」と言われ、いきむと「これはすぐに生まれる!」という空気に。
11時
「次の張りで会陰切開するから直後にいきんで!」と言われ、言う通りにするとすぽーんと誕生!お腹からにゅるんと出て行く感覚。
生まれてすぐに元気な可愛い産声。顔を見た瞬間に涙が出る。完全に夫の顔。笑
会陰を縫われている間(麻酔のおかげで全く痛くない)、コットに置かれた赤ちゃんが目を開けて見つめてきて、幸せに包まれる。
長丁場辛すぎたけど、思い出に残るお産になりました♡
ずっと支えてくれたお医者さん、助産師さん、職場の皆さん、友達、家族、、全ての人に感謝🥲
余談
私が頑なに徹夜であぐらをかきつづけていたことは産院内で話題になっていたようで、入院中にお会いした医師、助産師皆さんに頑張ったんだってね!と労われる笑
おわりに
以上、私の少し波瀾万丈な無痛分娩の出産レポートでした!
当時は途中しんどくて仕方なくて泣いてしまうこととかもあったのですが、今読み返すと懐かしくて笑顔になっちゃいました。
なぜか当時の痛みや苦しみはよく覚えてないのですが、娘が生まれた瞬間の感動、生まれたての娘の顔、胸に乗せてもらった時の重みや温かさははっきりと覚えていて、本当に愛しい思い出になっています。
出産後、たまにふと、今出産をがんばっている妊婦さんがどこかにいるんだな、がんばれがんばれ、と思うことがあります。それだけ出産は大変で、でも愛しく、素晴らしいことだと思っています。
また、妊娠出産を通して、日々出産に関わるお医者さんと助産師さんを心から尊敬するようになりました。
あんなにも大変で素晴らしい現場で日々奮闘される皆さんに、尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。
これから出産する皆さん、本当に心から応援しています!♡
ベビー関連記事も書いているのでよかったら参考にしてください♪