初めて写真を撮ろうと思ったきっかけ。
子どもが生まれた翌年の5月。
何だか無性に綺麗なものが見たくなった。
まだわたしの住んでいた街の周りの山々には雪がほんのり積もった午後。
綺麗なものが見たい
そう思ったら最後で、居ても経ってもいられなくなった。
息子を車の後部座席に乗せて
携帯電話を握り締めながら
山をひたすら追いかけた。
そしてようやく撮った一枚が
「SNOW MOUNTAIN」
と言う作品でした。
当時の携帯カメラの写真機能は、本当におまけ程度のもので。
小さくて画素数もあまり良くないものが、わたしにとってのファーストフォト。
でも、「ああ、わたしはこんな写真から始めたんだ！」って、初心に帰ることが出来る。
美しいものを見て、美しいものを残したかった。
始めた理由は
ただ、それだけの理由。
と、言うわけなんですよ⊂((〃￣ー￣〃))⊃ふふふ
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私の拙い技術では美しいものは
写真の上には残らないかも知れない…
だけれど、
私の心の中にそれは必ず残るのです。
ただ、平々凡々と生きて
美しいものを
美しいと言える心を忘れてしまうのが
すごくｲﾔなんです。
写真を今まで何枚も撮って来て、
見つけた答えがこれでした。
携帯電話の画面越しに
花や木々の儚さを覗き
北海道の風景や天体の雄大さを覗き
身近にある"もの"たちの大切さを覗いて
私は童心や綺麗な心を呼び起こすんです。
私の写真を見て、
皆さんが何を感じ取るかは自由です。
何も感じて貰えなくたっていい。
私は私を見つめるために
日々、写真を撮っています。
※当時のHPの文章を参照・引用