昨夜 おひとりさまで映画に行ってきました
観たのは エンディングノート
監督のお父様が末期がんを宣告されてから 自らお葬式までの段取りを計画し 実行していくドキュメンタリーです
重い内容に思われるでしょうが お父様の持ち前の明るさやユーモア 監督がお父さんに成り代わり映画のナレーションをしているので（声が子どもみたいで可愛いのが相乗効果） 意外と笑えたり 素敵な映画になっています
驚いたのは お父さんの驚異的な精神力
そして最後の最後まで きちんと自分の人生を自ら意図して行動している事
このお父さんじゃないと ここまでできなかっただろうと思う
死期がいよいよ迫ってきて 一見分からないけど 所々で伝わってくるお父さんの気持ち
やっぱり平気じゃないときも当然ある
根底にあるのは家族への愛情
家族ひとりひとりに ちゃんとお別れを伝えて
段取り命のお父さんの計画外の病気で きっとやりたい事はたくさんあったままの無念さはあるけれど
お父さんの思いやり 愛情 しっかり伝わってきました
自分の時 最後まで自分の人生を自分で仕切る事ができるかな
そんなことを考えました
爽やかに そして やはり涙して観た映画だったけれども
帰路 私の魂と身体にしっかり響いていたのを感じたのでした
津では２４日までの上映です