★教育って難しい | On the White Line.

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リハビリ中WWA作成者の日記。映像は引退。

>こゆりさん

わかったわかった。じゃあ、更新回数増やそうかね^^

この日記も6年目となりましたが、これからもどーぞよろしく。

彼氏さんにもよろしくお伝えくださいw


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最近レポートを書くために、図書館に数時間こもりっきりになることが多く、

レポートテーマに沿った本を数冊まとめてななめ読みだとかしています。

取り掛かってんのは教育格差について。そのため、教育関連の本を読み漁っています。

まあ、この教育関連の本の近くに民俗学の本もあったりして、そっちに気を取られてまったく進まないって現状もありますが、それなりに教育について調べんのもなかなか楽しい。


もともと私は教員志望の夢もあっただけに(結局簿記との併用は無理だと判断したため断念した)、教育について調べるのが好きでね。

なかなか長い時間調査に費やしてるにもかかわらず、そんなに苦ではないですよ。

っていうか、簿記の講座の辛さに比べりゃ大したことねえよ!って思って調査に時間を割いています。


それにしても、こんなに本を読むのは中学生ぶりだなあ・・・

高校3年間と浪人時代にあてられるべき読書時間を取り戻すかのような感じです。


んでね、まあ、そういう風に働き蜂のように花から花へ・・じゃなくって本から本へと渡っていくうちに、

教育ってのは難しいもんだなあ、ってのをしみじみと実感していく次第になりました。


だってねえ、子供相手にするんだからな。

知見も感覚もない相手にどう教育のありがたみとやる気を起こさせるか、ってのは、自身が高校まで無気力な学生だった故、その難しさはしみじみとわかるものがあります。

だって高校生までほんとうにこれ以上もない無気力な学生だったんだもの。

それまでいくら言われても、一応テスト前は勉強したけど、勉強をすすんでやることなんてしなかった。

勉強しろって言葉が耳障りで仕方がなかった。勉強って苦痛ばっかりでひとっつも楽しくない。

こんなもんなんの役に立つんだろうか。けど、一応やっとかないと成績ヤバイし、って思ってたよ。

まあ、それが紆余曲折あって今に至ってるわけですが。


いまわかるんだけど、やる気ってのは相手(先生や親)に言われて出すものじゃないもの。

本当は自分の内面から湧き上らせなくっちゃいけないんだから。


相手に言われてやるってのは、やる気を体の表面に鎧のように巻きつけるようなもので、鎧を下しちゃったところで何も残らないし、それは”鎧”としてしか残らない。

自身から湧き上るものは、鎧に対し筋肉のようなもので、それはどんなものにも転用可能のものだと私は思うんだ。


そういうのって、大学は言って如実に表れると思うんだよね。

親や先生や予備校から言われて嫌々勉強して、大学でその”鎧”を下して自由だー!って言ってはしゃいでしまうと結局大学で何をしたいのかが分からなくなって、無気力に過ごしてしまうのではないだろうか。

逆に、自分からやる気がわいて勉強が楽しくなってくるなら、大学に入ったらあれやりたいな!あれ勉強したいな!っておもって、充実して過ごせるものだと思うんだよ。


主観よ、あくまで主観。怒らんといて。議論は苦手なんだ。


まあ、とにかく、勉強のやる気をひきだたせるのは教師の役目でしょう。

ある意味じゃあ教師が生徒の人生かえたりする役目も持ってるわけだ。

そんな教師になる、ってのは、もう、よほど大変なことですよ。

その大変さに比例して、「いい教師とは?」「子供のやる気をひきだす」ってテーマの本の数も多くなる。


・・・いや、ちょっと待て。これは先生に限ったことじゃないね。親にも言えることだね。

仮にだよ、私が親になったら子供になんと言って勉強のやる気をひきだせばいいんだろうか。

「なんて勉強しなくちゃいけないの」「学校行かなくちゃいけないのはどうしてなの」と言われたら、私はどうやって適切な答えを返せばいいのだろうか。

ううむ。思いつかん。安易に親になってはいけないな。


まあ、ともかく、その子供と(生徒)を育てるというのがいかに大変かと今となり自覚してね。

そして今の私という状態に導いてくれた大人たちのなんとすごいことか。と思うわけだったりしますよ。

そういう大人たちにあえて、私はとてもうれしく思うよ。


私もこういう大人に会ってよかったな、こういう大人になりたいな、って言われたいね。

そのためにも・・・うむ、がんばってレポート書くか。


まあ、そういうお話です。