念願の二輪免許取得!
安い小さなバイクも買い、ついにバイクを運転できるようになりました。
それで、いつもの古本屋へいくルートをバイクで行くことにしました。
いつもいく古本屋は片道4キロ。いつもジョジョを買いにいく古本屋で、何度も行ってるんで、最短ルートも覚えています。
ついに!ついに、一般道デビューだぜ!コノヤロー!と、意気揚々に運転し始めました。(愛車名…トゥエイン)
いつも行く古本屋の前は車のとおりが多い幹線道路。そこに無謀にもオレは突っ込んでいったというわけです。
ホント、無謀ですよね。最初の運転がそんなトコなんだから。
しかしながら、バイクって早いモンですね。自転車の比じゃありませんね。
ホント、免許取っておいてよかったわぁ~。
と思いつつ、バイクを走らせました。
ふと、後ろから、キコキコキコと変な音が聞こえてきました。
おいおい。一番安いやつ買ったからって、イキナリ壊れたわけじゃねーよな?!
と後ろを振り向くと、
赤い三輪車に乗った男女のカップルが猛スピードでオレの後ろについてくるじゃありませんか!
マジかよぉッ!っていうか、何で三輪車なんだよ!っていうか早ええ!!!
って、いつまでも後ろ向いていたら危ないじゃないか!!
と正気になり、すぐに前を向きなおしました。
なんとか、信号手前でちゃんととまることができました・・・と思ったら、
横から猛スピードで白い車が!!!
ちょ、オレ、ちゃんと停車位置にいるよな?!!!
おい!ちゃんとココのラインの手前に止まってるよな?!!!
オレ、なにも悪くねーよな?!!!
なのに、なんで、白い車が横から突っ込んでくるんだよおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
ガンッ!!!
オレは車に撥ね飛ばされました。
周りに飛び散るガラス片と血、中古でボロボロのくせにさらにボロボロになったトゥエイン。
おいおい・・待てよ・・・おれ・・なにも・・・・わるくねーよ・・な?
地面に突っ伏した状態でちょっと目線を上にやると、車のナンバープレートを背にして、走り去っていく白い車・・・
・・マジ・・かよ・・・・ひき逃げ・・かい・・
そう薄れる意識の中でナンバープレートの数字を記憶した。
・・や11-83
という夢を見ました。