この春、地域の小学校の特別支援学級の1年生になりました。
お久しぶりの投稿になってしまいましたが、GWが終わってからも息子は元気に学校に通っています!
先週初めての授業参観では、5時間目算数というハードルの高さながら、離席なくなんとか45分座っていました(支援の先生が息子の横についてくださっています)。
入学して1ヶ月半、5時間全てを教室で静かに授業を受けるというのは難しいですが、最近は4時間ほどは教室で座って授業を受けられているそうです。
とは言っても時々、教室のすぐ横を通る電車を見に離席したりはあるし、大きめの奇声が出る時もあり、その時は支援のクラスで気分転換したりリラックスしたりして他の児童の勉強の迷惑にならないようにしています。
お友達と同じ勉強はすでに難しく息子は読み書きがてきないので、教室での勉強は教科書やプリントにドットシールを使ってマッチングさせたり、先生に手伝ってもらってなぞり書きするなどが多いです。
宿題も同じくシールを使ったり、ひらがなのプリントは字が大きいものにして手を添えてなぞり書きしたりして、本来の宿題の意図とは違う形ですが毎日なんとかやっています。
我が家の住んでいる大阪市はインクルーシブ推進で、小学校はできる限り地域の学校へ。。という自治体です。
その中でももちろん地域差、学校差、さらに先生差もあるのですが、息子の学校はとても手厚い。
全校生徒が200人弱、支援級所属は15〜20人と思われます。
その中で息子を含めて3人の重度さんがいますが、いずれも支援の先生か支援員さん、ボランティアさんなど誰かが休み時間も含めて必ず付いてくださっていて。
重度の知的障がいの息子が、息子なりに勉強できる環境を作ってもらえている学校や先生方には本当に感謝です。
軽度さんは必要な時間にのみですが、 先生が付いてそれぞれフォローされています。
勉強以外にも息子が苦手な内科、耳鼻科、眼科、歯科、心電図などの検診も色々と工夫してもらって暴れることなく全て受けられたし、視力と聴力検査も初めてできました(今までは意味が理解できず測定不能でした)。
☆息子は発語数語、言葉でのやりとりはできません。
写真や絵カード、pecs、スケジュールなどをつかってコミュニケーションを取っています。
・視力検査はよくあるCのもので、息子の手元に色々な向きのCの紙を置き、前に映し出されるCと同じ向きのものを指差すというやり方でできました。
・聴力検査は○と✖️のカードを用意して、音が鳴ったら○を指差すというやり方で。
・心電図は初めてでしたが、先生に動画を見せてもらいながら抱っこで15秒ほどはおとなしくできて検査できたそうです。
・耳鼻科、眼科、歯科はあらかじめカードで予告し、保健室で練習してからやると暴れずにできました。
今週は運動会があります。
玉入れと徒競走はできそうですが、ダンスは本人がやる気もないし(友達がやっているのを見ているのが好き)、先生と二人羽織か棒立ちだろうなぁと。。
年々メンタルも鍛えられ、あらかじめ予想もつくので特に不安もありません。
息子なりに練習は頑張っているようです。
学校でもカレンダー、スケジュール、pecs (絵カード)を取り入れてもらい、検診や行事は視覚支援であらかじめ予告や情報提供してもらっているので、落ち着いて毎日過ごしています。
ただ、家でも荒れたりはしないのですが、イタズラがひどいです。。
・粘土にハマっていて、カーペットや布団が粘土だらけになる
・お絵かきブーム到来は良いけど、紙以外の場所にペンで書く
(テレビやiPad、DVD、時計、椅子などなど。。水性だけど地味につらい。。)
・フィギュアが入っているバスボールをお風呂以外の時間にもしゅわしゅわしたがる
→お風呂の水がない時は、私の一瞬の隙をついてキッチンのシンクの洗い物や鍋、犬の水入れに入れられた!!
(芳香剤みたいな臭いが取れなくて最悪です。。)
今朝はランドセルからお気に入りのせいかつの教科書を勝手に出して読んでいたらしく、放置。
忘れていきました。。
今日の授業の教科書で、私はちゃんと入れたんやけどな。。
私が身支度している間に、他にもこんなのもやっていました↓
ドットシール(丸シール)を75センチのバランボールにひたすら貼る。
…ヒマだったら、悪いこと、いらんことしかしない息子。
この発想と集中力、他のことにも活かして欲しい。。