先月末に父が亡くなりました。昨年3か月ほど入院した後特養に移りしばらくは元気にしていたのですが、だんだんと食が細り動けなくなっていきました。頭だけはしっかりしていて病院には行かない、と言い張り、実家に住む弟は困って施設と相談し看取り介護に切り替えてもらっていました。むくみがでて病院でもう長くない、と言われ入院を拒む父を施設が最後まで面倒を見てくださいました。ありがたい限りです。
日曜日の夜中0時近くに弟から電話があり今亡くなったと連絡があったけどどうしたらよいか、施設は朝には引き取ってほしいといわれている、と突然のことでちょっとおろおろ。以前母親の葬儀をした葬儀社に電話してみると24時間つながるらしくテキパキと応対してもらえ、翌朝の引き取りと葬儀の希望を伝えました。翌朝早く出かけることにして夜中に喪服を準備していると起きてきた家人が「喪服入るかな?」10年以上前に作ったのでズボンがはけないかも。夜中に慌てて試着してアジャスターをつけてもらっていたので入って一安心。朝6時に出発し10時前に金沢に着きました。葬儀場の前で弟と葬儀屋さんが待ち構えていてすぐに寺に連絡してほしい、と言います。金沢は寺の権力が一番強い。お坊さんのスケジュールと意向を聞かなければ何も決められません。連絡がとれるとすぐに住職がやってきて枕経をあげます。それは頼んでないけど。翌日1日葬と初七日まで済ます段取りと四十九日の日程までサクッと決められスケジュールは決定。火葬場も予約できて一心地です。葬儀屋さんから細かな見積もりを見せられてビックリ。高い。直葬しても一日葬でも棺桶、霊柩車は必要だし葬儀会場も一日借りることになりあまり値段は変わらない。運んでしまっているので高いからやめます、とも言えず。
コマーシャルでは小さなお葬式とかやっていますが、結局色々積みあがってあんな値段では到底収まりません。火葬で焼くだけなのに着物とか足袋とかいるのかしら。母のときもお気に入りのドレスを着せたのに上から白装束を着せられなんだか釈然としなかった。今回も施設が新しい浴衣を着せてくれていたのでそれで充分と思ったのですが、葬儀屋さんは装束ははずせない、と言います。
結構高いのに。それに加えお寺さんへのお布施。いったいいくら包めばよいのか。AIで金沢の相場を聞くと葬儀屋さんが言った値段と同じ回答が返ってきました。さすがAI。そしてそれもそこそこの金額。
その日は葬儀会場に宿泊、寝室、お風呂、アメニティなどばっちりそろっていて快適でした。弟に喪服はあったか、と聞くとあったけどカッターシャツが見当たらない、という。うちの男たちはのんびりしてます。
葬儀は半日で終わり、その後の手続きのやり方まで葬儀屋さんが詳しく教えてくれました。司法書士も紹介できるそうで、至れり尽くせりです。
相変わらず伸びない前髪に対して後ろと横は伸びてクルクルのボサボサではね放題。
少しそろえてもらおうと激安の美容院へ。
4月に行った時には抗がん剤で抜けたことを説明するとすぐにわかってくれて左右の長さをそろえて整える程度に切ってくれました。今回はそういう説明せずに後ろと横をそろえる程度に切ってほしい、とお願いしました。美容師さんは後ろが重くなっているので軽くします、と言って切り始めました。みるみる切られていく、横は耳が半分出る程度に切りそろえ、止める間もなくガンガン梳いていきます。多分ベリーショートが当たり前のお客さんと思われたのでしょう。私の説明不足でした。トップはこのまま残します、前髪は短いけれどどうしますか、と聞かれ、前髪は伸びなくて困っています、と言うとやっと勘違いに気が付いたよう。ちょっと揃えてトップを少し切って前髪が長く見えるようにしますね、と整えて終了。
後ろは2cmくらいに切られてしまいました。伸ばしている最中だとちゃんと説明すべきだった。せっかく6cmくらいまで伸びていたのに。でも前髪とのバランスが悪くて重くなっていたのは確かです。そして切られた後はすっきりしてなんかバランスもよくこれはこれで悪くない。前髪が伸びるにはあと半年はかかりそうだし夏の間はベリーショートで通すか、と考え直し、髪は伸びるのだからと自分を慰めます。
もうそんなに長くは生きられないのだから終わったことを後悔するのは時間も精神的にももったいない。過去を後悔するのはやめて今の生活が楽しくなるように考えよう。最近はそう思うようになりました。
それにしても短い髪。そしてそれに慣れていく自分。これから伸ばせるかしら。
とりあえず今度からは病気前に行っていた美容院でなじみの美容師さんに切ってもらおう。ちょっと節約が失敗でした。





