四十九日はゆっくりと2泊3日で金沢に行きました。1泊目は片町のホテル、割安なので最近は定宿になっています。食べるところもたくさんあるし立地もよい。
法要を終えて2泊目は能登千里浜国民休暇村に宿泊しました。国民休暇村も最近気に入ってあちこち行っています。たいていは夕食はバイキングなのですが、こちらは懐石料理でした。味も上品でなかなかおいしい。バイキングがしょぼかったのがちょっと残念。

温泉は込み具合がスマホで確認できるようになっていて空いているときを狙ってゆっくり入れました。両胸がなくなって2回目の温泉です。右胸だけ人口乳房を作ったのでそれを接着剤で貼り付けて長いタオルで胸を隠していざ突入です。洗い場が個別に仕切られていたので人目を気にせず洗うことができました。湯舟とも低めの壁で仕切られていて見えないし、こういう心配りはとてもうれしい。どこの温泉もこうなっていたらいいのに。内風呂も露天風呂も一人だったのでゆっくりつかれました。自分では両胸がない状態に慣れてしまったのですが他人が見ればビックリでしょうし、嫌な気分にさせるかもしれません。こういうはいりやすい温泉があるととても本当に助かります。
3日目帰りは東尋坊によりました。目当てはわかめ。東尋坊のお土産店は乾燥わかめが3袋1000円と格安です。いつも車を止めていた店はなくなって駐車場だけになっているし、いつも買っているお店も閉店したようで、東尋坊タワー近くは軒並み閉まっていました。海に近いお店で買い物しつつ事情を聞くと、海に下りる階段のまわりに新しいカフェやお店をつくって整備している。地元の店にしたら急な階段をなんとかしてほしいと思っているのに、上の者は全然わかってくれない、と言います。階段沿いにはきれいなお店が増えていました。ただ階段はかなり急で足の悪い人には無理そうで肝心の東尋坊の景色を楽しめません。
お店の人の言う通りまずはバリアフリーを考えるのがいまどきなきがします。ちょっとした心配りでお年寄りにも障害のある人にもやさしい場所にできるはず。それは一般の人たちにも使いやすいはずですし。そんなことを考える2日でした。
 

先週末父の四十九日の法要と納骨をすませました。法要は私と家人、弟の3人だけでお寺でお経をあげてもらいました。正信偈を読み上げていつもはその内容説明で終わるのですが、珍しく住職が説法をしてくださいました。死んだ人はどこにいくのか、浄土真宗ではすぐに極楽浄土に往生する、と言われている。四十九日まではそこらをさまよっているという人もいるけれどそれはない。終戦の日が近くなるとあちらこちらで慰霊祭がおこなわれるが霊がさまよっていることはないので、80年も慰霊されるのは逆にかわいそうだ、などと話しをしてくださいました。じっくりお坊さんの説法を聞く機会などほとんどないのでよい時間でした。

納骨は簡単に、自分で墓をあけて骨壺を入れてお経をあげて終わり。一区切りです。

法要の前に相続のややこしい書類に弟とお互い署名捺印し、手分けして法務局や銀行、保険会社の手続きをすすめています。うちは今の姓を継ぐ人がいなかったので父と母両方が養子になって結婚したので戸籍が複雑怪奇なことになっています。原戸籍をはじめて取り寄せましたがすごい量でした。全部手書きの書類なんていまどきあるんだ、とつくづく日本のアナログに驚きました。デジタル化は遠そうです。こういう戸籍をよしとしているから選択制夫婦別姓は実現できないのだ、高市首相でいる限り無理なのはわかっているのですが、なんか情けない。

いつもは仏教など縁遠い感じですが、こうして身内が亡くなるとお寺にずいぶんお世話になります。住職とゆっくり話したのもはじめてでした。弟は葬儀後に墓じまいどうする?と聞いてきます。私も弟も子供がいないので自分たちが生きている間にさっさと墓じまいしたいのですが、今はタイミングが悪い。いつがよいのか、悩むところです。

さらに翌週は川西の頼光寺に行きました。一昨年初めて行って感動したので再来訪です。かなりの穴場だったのが有名になったのか人が多くなっていました。あいかわらず手入れが行き届いた庭園にたくさんのアジサイが咲いています。見ごろだと思ったのですがまだ早いくらい。

ハート型みつけました。

今年はあじさいを満喫できました。