ツアーで正解です。
4月の最初のお茶のお稽古、お菓子は桜餅、茶杓のご銘も桜守、と桜づくし。
お茶もいつもと違うものでした。先生はいつも京都の大丸の一保堂で購入されますが、またしても売り切れだったそうです。2月からは値段は上がったものの買えたのもつかの間、また品薄のようです。小山園はインバウンドの大行列、一保堂は品切れで、今回は福寿園のもの。甘みがありました。お稽古が終わり先生がやおら今年の目標を決めました、「最初から最後まで落ち着いてお稽古すること」が今年の目標です、と話されます。最近お稽古に落ち着きがない、と感じられていたそうです。私は仕事帰りに行くので一人でお稽古することがほとんどであまり変わりないように思っていたのですが、浮ついていたのかもしれません。お昼は4,5人で一緒にお稽古されているのでさらにおしゃべりが多くなっているのかもしれません。私もどちらかというと先生とおしゃべりすることが主になってしまっていました。何となくおしゃべりしながら始まり、何となく終わる、というお稽古でした。お点前中は考えるとわからなくなるので手成りに進めるようにして、ある程度緊張感をもってやっているつもりですが、どうでしょう。
お茶の用意や袱紗をつけるところからきちんと始める、終わりも道具を片付け次の人のために棗の中や道具を整え袱紗をたたむところまで落ち着いてきっちりとしまう。まずは1年間このことを心がけてお稽古してください、これが目標です。
10年近くお稽古に通っていますが心改めてがんばります。
それでも次の週はまたおしゃべりに花が咲き。私は友人はおらず、会社の同僚とも険悪で、ほとんど人と世間話をすることがなくそれでも困りはしない、というか世間話が苦手なのでちょうどよいくらい。お茶のお稽古で世間話のお稽古をしているようなところもあります。先生の旅行の話などとても興味深くおもしろいのでついつい聞いてしまいます。お点前は頭を切り替えて始めます。濃茶を練るととてもよい香りがします。色も青みがかって今まで見たことがない色で美しい。聞くとまたいつものお茶が売っておらず今回は柳桜園のものでした。さっぱりとしたなかに甘みも感じられとてもおいしい。お茶によってこんなに風味が違うものなのだ、とあらためて思いました。
最初から最後まで落ち着いて、今病気でどうなるかわからないもやもやした日が続いている中でこの一言はとても重みがありました。どんな状況でも落ち着いて考え動く。それを心にとどめて一日一日過ごそうと思いました。お茶のお稽古は金曜日の夜で頭がリセットされ私にとって本当に大事な時間です。あとどれくらいお稽古が続けられるかわからないので、1回1回大切に落ち着いてお稽古しようと思いました。








