月食とろったん | しあわせのいと

しあわせのいと

膠原病、難病である強皮症であり、主症状は慢性偽性腸閉塞。
療養生活でも、闘病しない、難病を持っていても工夫次第で生き方は選べる。
病気の状況を記録 兼
心のことも書いていこうと思います。
よろしくお願いします

118日月食の日。






この日は次兄の命日でした。




両親と私で外に出て月食を見ていたら


うちの半野良猫ろったんが外にいて。


ろったんは基本


人といるとテンションが高いのですが


それにしても楽しそうに私達についてきて。


日中ではなく


猫の活動時間の夜だったから


よっぽど嬉しかったのかな。


ほんとに楽しそうでした。


気づいたら道端で


家の中かのようにくつろいでました。




ですが


13日の日曜日


いつものように夜に帰ってきたろったん。


次の日から姿を表さなくなりました。




もしや何かあったのかとしばらく心配してましたが


推測でしかないのですが


おそらくご近所に飼われたのではないかと。




その一週間前の地区の集まりで


近所の人から母が


ろったんはうちで飼ってるの?と聞かれたそうです。


母は「かっているというか


とこたえたそうで。


その方の家にもごはんをもらいに行ってるとのことでした。




その一週間後にいなくなったのは


あれは今思えばうちで飼っているのかという


確認の質問だったのかなと。




ろったんは本当にかわいい子で


猫好きにはほんとにたまらない子なので


きっとそうだということにしてます。


正直


うちの周辺で事故に遭うのもそうないかなと思うのと


ろったんは賢い子だったので


どこかから落ちて怪我というのも


今更なんか考えにくいとこもあって。


わからないですけど。




明るく人懐こく


家にほとんどいないくせに


その愛嬌で人を虜にするような子だったので


ロス感は大きくて。


存在感があるって


すごいですよね。




でも


それだけ


楽しさと喜びを与えてくれたんだなぁと


思いました。




でもよく考えたら


猫が大嫌いなさくぽんにとっては


この一年半は大変な日々だっただろうなと思うと


申し訳なかった気もしました。


お互いにうまいこと距離は取ってくれて


ふたりとも賢いいい子でしたが。




次兄の命日の月食観察が


ろったんとの大切な思い出になりました。


あの明るさ


まるで次兄のようだったなぁというのもあるし。




きっと近所で飼われてますように。






外で一緒に日向ぼっこしたときのろったん。