子どもの見守るってといっても、なかなか、難しいですよね。
ついつい、言いたくなったり、心配にかられたり。
そんな時、大切にしている「視点」があります。
「このことから、この子は、何を学ぶのだろう」という視点。
親って、子どもが心配で、ついつい、先回りして、あーしたい、こーしたいって思うもの。
それは、もちろん、愛情があるからこそ。
でも、それは、実は、子どもの「生きる学び」を奪ってしまうことにもなるのです。
子どもは、経験して、体験して、生きる力を身に着けます。
失敗するのも、経験です。
もちろん、失敗しないほうがいいけれど、子どもの時に失敗するほうが、いいことがありますね。
子どものほうが、傷は癒しやすいです。
そして、経験こそが、生きる力に繋がります。
長男の中学校のスクールカウンセラーさんに、こんな風に言われたことがあります。
とても、大切な言葉です。
「お子さんが、不登校でいることは、今、とてもお辛いと思います。
ですが、今、「立ち止まる」ということは、とても、いいことなんです。
「学生」という、ある意味「温室の中」いるこの時期に、「自分」と向き合う経験は、きっと、長い人生の中で、かけがえのない時間になると思います。
長い長い人生の、ほんの一瞬の時間でしょう。
ゆっくり生きることができる時に、「立ち止まること」をさせてあげてください。
まわりにいる「大人」がサポートすることで、お子さんが「ゆっくり成長する時間」をより良い時間にできるんですよ」
今、思い出しても、泣けてきますね。。。
きっと、子どもたちは、今、多くの学びをしているのだと思います。
そして、生きる力を身に着けている時です。
子どもたちは、いま。そこから、何を学ぼうとしているのでしょう?
そして、その学びを子ども自身にさせてあげることが、親の役目なんだと思います。