妊娠中のこと。 | それでも生きていくために。

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はじめて授かった赤ちゃんと、21週に中期中絶でお別れしました。
心の中を整理して前を向くために、書く場所を作りました。


7週頃からつわりが始まり、割と症状は重めだった。

2ヶ月ほどまともに食べられず、一口サイズのチーズとか、ソイジョイとか、調子が良ければコンビニの塩むすびやバナナが食べられるぐらい。食べても吐いてしまうことも多く、ピーク時は水分をとるのもきつくて、産院で点滴をしてもらっていた。

元々痩せ型だったが更に5キロ痩せ、鏡を見ると頰がこけてやつれた自分が映っていて辛かった。

元々低血圧気味で、妊娠中もそれは変わらなかった。食べられず低血糖で低血圧で、赤ちゃんのいる環境としてはダメダメだったんじゃないかとすごく申し訳なく思っている。


とにかく常に気分が悪くて、体調面は人生で1番きついかもと思ったほどだった。

いつ終わるかわからない、いつまで耐えればいいのかわからない先の見えないストレスが大きかったな。


17週頃になってようやくつわりが落ち着き始め、徐々に食べられるものが増えた。それでも、すでに胃が圧迫されていたのか、食べられる量はあまり多くなかった。なので赤ちゃんは成長しているはずなのに私の体重は減ったまま戻らなかった。



中期中絶に至るまで、産院の妊婦健診では一度も、なんの異常も指摘されていない。

一方で精密エコーを受けていた専門の医院では、いくつかの異常を指摘された。

(詳しいことはもう少し自分の中で整理がつくまでは書きません。)

その中で、異常というわけではないが、20週頃、赤ちゃんは平均よりも結構小さめだった。私もかなり小柄だし旦那さんも平均的な体格なのでそういうものかもね、と言われていたが、まともに栄養を届けることができていなかったので大きくなりようがなかったんじゃないかと思う。

妊娠初期の頃に長風呂していたこととか、つわりで全然食べられなかったこととか、旦那さんと離れて暮らしていた時期だったのでひとりで不安を抱えて赤ちゃんにもそのストレスが伝わってしまったんじゃないかとか、振り返ると悔やまれることがたくさんある。

赤ちゃんの持っている遺伝子のせいじゃなくて、私が与えた環境のせいでこうなってしまったんじゃないか?という思いが消えない。