久しぶりに、映画『受験のシンデレラ』を見ました。
和田秀樹さんの初監督作品で、第5回モナコ国際映画祭では作品賞、主演男優賞、主演女優賞、脚本賞の4冠を受賞されています。
キーワードは、東大受験とがんの緩和ケア。
前者は、和田さん自身得意としてますし、後者は専門家の中川恵一先生をアドバイザーとして招き、映画内での描写をリアルに感じさせます。
これは、保護者の方にもお勧めします。
映画の中で、模試の成績を見て、主人公がお母さんに
「あんたが東大受験?」
「私の子なんだから無理、無理」
「金持ちにしか東大は行けない」
みたいなことを言われるシーンがありますが、同じことをしていませんか?
何気ない一言が、本人のやる気をいかにそいでいるのかがわかります。
高校生や受験生に見てほしいのは、受験生の姿勢です。
「おじさん」こと、カリスマ講師に言われたことを淡々とこなしていく実行力。
何度もくじけますが、自分の人生を「自らの手」で変えるんだという強い信念が伝わってきます。
ぜひ、ご家族で見てみてはいかがでしょうか。
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記事後記
この映画、小説もありますが、モデルの道端カレンさんがブログで小説の感想を紹介されています。
まだ、小説は読んでいないので、読んでみたいと思いました。