菊正宗酒造株式会社さんのモニター企画で日常酒をもっと上質にというコンセプトの
菊正宗「しぼりたてギンパック」をいただきました!
まずはぜひともこの上の商品のリンク先をご覧いただきたいのですが、菊正宗がこの商品で私たちに提起してくれているのが、日本酒を日常のお酒として食卓にあげてみませんか?という事だと思うのです。
50代の私がまだ学生だった頃は日本酒はオヤジの飲み物でした。そしてその後、お手頃価格の上善如水というすっきり爽やかな日本酒が登場して、世の中の若者とくに女子が飛びついて、そこから空前の日本酒ブームになっていったのを思い出します。その後地酒ブームがやってきた後、世の中の流行が焼酎に移り、空前の日本酒ブームは「美味しいけれど高価な日本酒」がそれなりにファンを獲得した状態で今も飲食店の売りとして存在しています。
我が家は家族みんながお酒が好きなので、洋酒もワインも、日本酒も、焼酎もビールも、なんでもいただきますが、やはり日常で美味しく気軽に飲める日本酒というのは一つ銘柄を確保しておきたいなと思うところです。それほど地酒が高価なお酒というくくりになってしまったという事なんでしょうね。
さて、そんな昔ばなしから始まりましたが、今回頂いたのが、こちら500ml入りの一番小さいパック。ラインナップとしては1.8リットル、900ml、そしてこの500mlの3サイズ展開になっているようです。
ちょうどこの時期は野球の開幕と重なり、野球好きな我が家ではプロ野球開幕飯という開幕のお祝いのような食卓になりますので、この日に合せていただいてみようと冷蔵庫に冷やしておきました。
日本酒と言えば、普通はおつまみはそれに合わせてお刺身や和食の数々を並べるのですが、この「日常酒」というコンセプトであるからにはどんなお料理にも合うのかも?と、こんな食卓になりました。
そして、水に通してから冷凍庫で凍らせてある常滑焼のぐい飲みを出しまして、こんな風にトクトクトク・・・
ほんのりわずかに飴色が入ったような、でもすっきりとした透明感が伝わりますでしょうか?
グイッと一口いただきまして、はぁ~
確かに公式HPにあるように、パックを冷やしてグラスも冷やしていただくとスッキリとした口当たりが引き立ちますね。少し甘いお酒ですので、これなら若い人や女性にも人気がでそうです。
そして、この日のつまみとなるトンカツにもピッタリの味わい
私はトンカツに限らず揚げ物は塩でいただく派なのですが、このしぼりたてギンパックはこの塩でいただくスタイルがぴったり合うような気がします。それぞれの味がキリッと引き立つような感覚でした。
そして、この日の夕食の〆はこちら
開幕のお祝いにと炊いた恒例のお赤飯、そしてネギと卵のときたま汁
この〆のご飯につながるお酒としても違和感なく、まさに日常酒がちょっと向上して毎日の晩酌が楽しくなりそうなお酒です。
献立を気にせずに食卓にだせる日本酒、これは料理を作る側にとっては本当に助かりますね。
他に、気が付いたのは冷蔵庫で冷やすことを推奨しているという点では、瓶ではなくパックでの展開はすごく使いやすいですね。そして飲み終わった後のゴミの処理も気を使わなくてすみます。なによりお買い物をした時の持ち帰りやすさ、これは大きなポイントではないでしょうか?
それに、パックの日本酒ってどうしても男性が買うイメージがあるのでそれを払しょくするようなデザインも女性が手に取りやすくしてくれているような気がしました。そして上にも書いた3サイズ展開、1升の次が五合、その下にこの500mlですから、試しに味見で買ってみようという気持ちにさせてくれる500mlのサイズを出しているのも考えているな~と思いました。
敢えて言うなら個人的にはフルーティーさはこのままで、もう少し甘みよりもすっきり感が強いと嬉しいですが、でも一般的に若者や女性にはこれくらいの味が好まれるだろうなと考えると、さすがイイところを付いているな~と感心してしまいました。
菊正宗酒造さん、ごちそうさまでした~