先日、セキュリティソフトで有名なシマンテック社が開催したノートンの新製品の説明会「セキュリティソフト・ノートン製品説明会-「モバイルデバイス」を守るために」に参加させていただきました。
私がどうしてこの説明会に参加したかったのか?
PCにはもうずいぶん前から自宅の家族のPCが複数登録できるという他社のソフトを入れておりますが、スマホ、タブレットはノーガードで過ごしていました。
と言っても、スマホについてはドコモなのかAndroidなのか分かりませんが、もともとついている最低限のセキュリティソフトがありますので、それだけで。タブレットに関しては、Wi-Fi機という事もあってほぼ自宅で利用していたのと、持っていた機種がiPad2だったので外出先に持ち出すにはいろいろと速度も遅く不便だったりすることもあり、安全な高速Wi-Fi環境だと事前に判る場所以外では使用していませんでした。
そんな私がつい先日、iPad5、そうです3月に発売になった新しい機種を購入しまして、その処理速度の向上に大感激しているタイミングに企画募集の通知が届いたのです。
今度のiPadもWi-Fi機を購入したのですが、この処理速度なら外へ持ち出したい!と思うようになったところで、ふと気になったのが最近よく耳にするWi-Fi環境でのハッキング、スキミングなどの被害。
これは一度ちゃんとした情報を自分に入れておかなければいけないな・・・と、漠然とその程度のそんなところからのスタートでした。
女性で50代という割には機械モノ、ネット、ガジェット系などが苦手ではないという自覚が私にはありますが、そうは言っても専門家ではないので詳しいところまではもちろん知識はありませんし、さらにそんな私が自分で感じている「とある大きな壁」がありまして・・・。
そこを自分で打破しないとこの先のネット社会、ガジェットにはついていけなくなるだろうという不安もありました。
その辺がこの説明会で乗り越えられるのか・・・というそんなドキドキ感から今回は始まっていったのですした。
当日は都内某所のオシャレなカフェを貸切っての説明会で、ノートンのシマンテック社からお二人の社員の方がお話をしてくださいました。
前半がセキュリティが必要である理由と、セキュリティについての一般的な社会での意識調査の結果など大枠のお話
後半に翌日から日本限定で発売開始になるという新しいセキュリティソフトの具体的な説明という流れです。
このお二人のお話、プレゼンテーションはとても聞きやすく、それはお二人の人柄もそうですが、この会社のイメージとしてこの会社を信じていいのね・・・と思わせてくださる気持ちのいいものでした。
さて、前半の意識調査のお話では、まさに私の年代の女性がスマホのセキュリティに無頓着だという結果が出ていたようです。これは耳が痛いですね・・・。
当日いただいた資料の中には、このような漫画形式でセキュリティの大切さを啓蒙してくれる冊子もありました。
帰宅してからじっくり読んでみましたが、私の場合はちょっとこれとは違うかな~と思うのですが「私は絶対にアカウントを乗っ取られることはない!」という自信を持っている人がいるのだそうです。
スパムメールなどを踏んで誘導されてしまうタイプのモノだともちろんギリギリ自分で防ぎようもあるかなとは思いますが、最近はそういうものばかりではありませんし、また本家のサイトとまったく区別がつかないような偽サイトも存在するという事ですので、これはもう自分の意識を過信せずに機械的にちゃっちゃと判断してもらう方がストレスも無く気楽で安全です。
そしてパスワードについてのお話が説明会でもありましたが、これはさらに耳が痛い・・・。
特定されやすいものを使わないようにはしていますが、こちらの項目には自信がない・・・。
定期的なパスワードの変更でおすすめが3ヶ月だそうです。
そしてランダムなパスワードの生成。
当然これを実践するとなると記憶で賄うのは無理です・・・、という事でここで管理ツールの登場となるわけですね。管理ツールを使ってこちらもストレスフリーで行きましょうという事なわけです。
後半にお話しいただいた具体的なソフトのお話ですが、これを使うと何ができるのか?というのがとてもわかりやすくまとめてありました。
そうなのです。今回の新商品というのがこの説明会の翌日から発売になるというセキュリティソフトでしたが、iOSに向けての新しい機能が日本向けに追加されて登場したのだそうです。
この画像の中の赤い●印がその新機能。
先ほどのパスワードの話も、そんなにマメな変更は管理が面倒だな~なんて思っていましたが、このセキュリティソフトが作成も管理も一手に引き受けてくれるという事なのです。
あ、でもiOSには危険なWi-Fiを警告する機能が無いのね・・・。これは今後のアップデートに期待するしかないのかな?Android、iOSにそれぞれの特徴をつかんだ機能になっているというイメージでしょうか。
このソフトのためのシステム要件というのがこちらです。
一般的な最近のスマホであればほとんど利用が可能だと思いますが、念のため古い機種をお使いの方はご自分の状態をチェックしてから購入した方がいいですね。
気になるお値段ですが・・・
自分が使う環境によって、台数・年数などでいろいろ選べるようになっているようです。
たとえば家族でデバイスが何台もあるとか、どうせ使い続けるのだから割安に購入したいとか。いろいろですね。実際に導入してみての具体的な使い方については別途記事にしますが、ノートンのアカウントを作成して購入したソフトを登録すると、制限台数までそこにデバイスを接続・登録して行けるようですので、ご家庭ではご両親が買ったソフトにお子さんのデバイスを登録してしまえばひとまず安心ではありますね。
さて、そこで自分を振り返ってみると冒頭に書いた私の大きな壁。
この手の何が壁になっているのか?という事なのですが、一度登録して使ったが最後、抜けられなくなってしまって毎年毎年この金額を払い続けるという事が、なんだかとても重い十字架を背負った気分になってしまうのです。
もちろん金額的には一回食事に行くぐらいの数字ですし、それによって安心を手にできるのであれば高いという価値観は必要ないと思うのですが、この「永遠に続く十字架」という重さがなんとも恐ろしい。
このソフトで管理をしてしまったら、このソフト無しではパスワードが判らなくなるし、そうなるとPCでの作業・スマホ・タブレットすべてをこれで管理していくことになるという絡めとられるような恐怖。
すみません、ほとんどこれって、大昔の人が「写真を撮ったら魂を吸われるぞ」って恐れていたのと同じレベルの話だと思います。わかっています。でもそういう人、というか世代って間違いなくいるのではないでしょうか?いますよね?笑ってやってください。
説明会の中でお話が終わった後に質問がある方は社員に聴いてくださいと言われて、私もある内容を質問してみましたが、まったくもってこの写真で魂を吸われるチックな自分の枠から飛び出ることができないのです。この質問した内容については次の記事で少し触れることにしますが。
そして、説明会が終わっての帰路
いろいろと本当に考えてしまいましたが、今回の説明会への参加とモニター企画としての一年間のセキュリティソフトの利用の機会をいただいたことで、自分でこの壁を打ち破るしかないのだなと理解しました。
たとえば、いろいろなモニターをさせていただいておりますが、いつもはこれを自分が利用するならどう活用するのか?とかこんな違う視点で活用すると世界が広がるよ!、ここはもっとこうなっているとユーザーは使いやすいですね!というようなレビューができるように心がけていますが、今回ばかりはちょっと違うようです。
これからのネット社会をまだまだ生きていかなくてはいけない私にとって、まさにドキュメンタリータッチで進む意識改革の記録ですわ。自分のステップアップができるかどうかの大きなターニングポイントになると思います。
願わくば、一年後、二年後に自分が書いたこの記事を読んで、腹を抱えて笑ってしまうような自分に成長していてほしいなと思います。
そうそう、当日の会場でいただいた軽食がこちら、食べやすくて美味しかったです
ごちそうさまでした
チケット制のドリンクは好きなものが選べるということで、2杯目にはこの日のおススメだったノートンオリジナルドリンクというのを頼んでみました
写真のボールペンは、新しくノートンのPRキャラクターに就任したドラえもん
参加者みんないただくことができました。
ありがとうございました!