● 人権は大切だけど、どこまで、ホントに手に入れたいと思っているかは…
こんにちは 三浦真弓です。
先日、「人権」について、広く市民が学ぶことができるように
活動をされていらっしゃる弁護士さんと
意見交換をいたしました。
弁護士さんは「人権」について専門家で
法に基づいて
人権が守られているかどうか？
というお仕事をされていらっしゃるわけなので
弁護士さんが「人権について」なんて
当たり前のような気がするかもしれませんが
やはり、一般市民（て、私です）が、語っていた「人権」は
ゆるい、というか、甘い、というか…
にもかかわらず、
司法のお力を借りることになってからやっと
「人権」
の意味を、真剣に考えるのかもしれません。
意見交換をした話を書くわけにはいかないので
その後、私が考えていたことなのですが…
お子様の進路のご相談をいただく中で
男の子がいらっしゃるママが
「うちは、男子だから、ゆくゆくは、家族を養わないと…」
「家族を養えるような、仕事につかないと」
ということをおっしゃることがあります。
家族を養うことができるようなお給料をいただける、
そういう仕事についてほしい！
という親の気持ちはわかります。
そして、お子様自身が
「ゆくゆくは、結婚して、家族を養えるようになりたい！」
という気持ちがあるのでしたら
それはそれで、素晴らしいです。
でも…親が
「あなたは、男子なんだから、将来は結婚して、家族を養いなさい」
というのは、子どもの人権を侵害していますよね？
子どもの生き方を、親が決めつけているという。
また、逆に
「うちは、女の子だから、将来は、派遣でも何でもいいんだわ」
「結婚して、子どもができたら、仕事は続けられないかもしれないし、
まぁ、とりあえず、好きなことでもしていたら…」
と、お嬢様がいる保護者さんが、口にされることもあります。
こちらはこちらで、
お嬢様の人生を、よい距離感で見守っているのならよいですが、
「どうせ、女子だし」感が満載！
という場合もあるんですよね。
お嬢様の人生を、軽んじているというか。
そして、またまた、１８０度くらい逆に、
「以前は３高（高学歴、高収入、高身長）って言ったじゃない？
やっぱり、今でも、それは欲しいわよね」
と、口走られる方も！
えー！それは、誰の希望なんだ…
そういうことを希望できるくらい
お嬢様もハイスペックなんですよね？
え？違う？
違うのに、どうして？？？
とね。
ちょっと考えると、ん！？なことも、
普段の会話の中で、進んでいることがあるのです。
「権利」を主張したら「義務」も発生しますしね。
（なので、共同親権を主張するのであれば、
養育費の支払いなどの義務も、果たしましょう）
みんな、自分の権利は、他の人から侵害されたくないと
思っていますよね。
でも、なんとなく
今までの風習とか、そのように育てられたとか
そういう形で
過ごしてきてしまっていることが
多いような気がしています。
それは、
そのほうが、安全かもしれないから。
気づくと、これまでとは違う形で
頑張らないといけないことが出てくるかもしれないから…
などなど
ちゃんと意識しない理由は、どこかにあるかもしれません。
「それって、どういうことなんだろう」
「今までどおり、だったら、それでほんとによいのかな」
そのあたり、しっかり考えて
自分はもちろん、周りの人の人権も大切にして
権利を主張する場面では
義務も果たせる人でありたいと思います。
「権利」を得る、守るための行動は
どうしてできないのか？
（しづらいのか？）
また、記事に書きますね（書いたら、リンクさせます）
人権について
「そういうこと考えるの、めんどくさ」
「そんなの、どうでもいいじゃんー」
となってしまうこともあるかもしれませんが
そこを、一つ一つ、ひも解いて考えていける講座は
こちらです。
AI時代こそクリティカルシンキング 「学力を伸ばす再現力」 ～長坂潔先生の講座
