「低学年のうちは、(お勉強は)よくできたのですが、、、」 | 赤ちゃんから思春期の子育てまでトータルで応援する元保健室の先生のブログ

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● 「低学年のうちは、(お勉強は)よくできたのですが、、、」



こんにちは。三浦真弓です。

 

先日、お話ししていた中で出てきたのですが

 

「小学校のときはよく出来たんですけど、中学になったら、

学校の授業が全然わからないみたいで、どうしたらいいでしょう?」


そういうこと、あるんですよね。
以前にも、こんな記事を書いていました。

右「低学年のうちは、(お勉強は)よくできたのですが、、、」


そういうことはありますからね。

小学校時代、または、低学年のうちはよく出来たってこと。

 

たまたま、上のお子様がいて、学年を越えていろいろな

興味を持って、知識が増えていたとか、

 

何かの習い事に行っていて、先に知っていたとか、

 

低学年のうちは、こうしたちょっとしたことで、

「○○ちゃんは、よく出来る」

ということになるんですよ。

 

もちろん、そういう評価を得ることで、本人が勉強をする気になり

ますます、よく出来るようになる場合もあります。

 

 

でも、ただの

「よく出来る」

という評価だけが世間に伝わっていて、

本人は、学んでいることの本質は理解していない

 

なんてこともあります。

 

そうなると、学んでいることの質が高まったり

精度が上がっていく中で、

 

「なんのこっちゃかな~?」

みたいになってしまうお子様もいます。


 

ちいさいころからかけ算が出来た!というお子様も、

実は、お経のように歌って覚えた九九の歌で、しっていただけ

なんてこともあります。

 

そうなると、

量の本質がわかっている子どもと

歌みたいに覚えたから数字が言える子どもがいたりします。

 

低学年のうちは、歌みたいに覚えてもよいでしょうが、

高学年になってきたら

物事の中身をどのように理解しているのかな?

という視点で、勉強・宿題を見ていただけたらなと思います。

 


なんとなく、身につけたことの本質を理解していくようになる。

または、

本質がわかった方が、後に応用が利きやすい!

 

そんなふうに思考が深まっていくのが

思春期の入り口でもあります。

この辺りのことが身についていると、高学年になってもお勉強はできますよー!

 

思春期の入り口って、ほんとに大切な時期ですよ。、

そういうことをお伝えしています。

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