こういう学校現場もあったよ・校則編 | 赤ちゃんから思春期の子育てまでトータルで応援する元保健室の先生のブログ

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● こういう学校現場もあったよ・校則編

こんにちは。三浦真弓です。

学校で仕事をしていたときの、「こんな学校現場があったよ」をお届けしています。

今回は、校則を変更したときのことについて書いていきます。

というのも、

「なんで、こんな校則あるの?」
「変な校則だと思うけど、どうせ変わらないよねー」

なんていう声を聞くことがあります。
 
こういう本もありますが…

 

 

 

 

 


私が勤めていた学校では、

校則を、生徒と一緒に変えていった経験があります。

そのときのことをお届けいたします。

当時、男子は学生帽がある中学校でした。
学生服の首元のホックも、生徒たちは外しがちだけれども、

きちんと、はめましょうという校則がありました。



多くの生徒は守っていましたが、中には、

学校直前に来て、帽子をかぶったり、首元を整えたりする生徒も。

「先生、なんで、帽子なんてあるんですか?」
「うーん。頭を守るため、、、かなー?」
「学生服のホック、首が苦しいんだよね」
「でしょうねー。でも、登下校時ははめることになってるもんね。授業の時は、緩めていたとしても」

そんな会話をした記憶があります。

ですが、

世間の流れとして、そろそろ、男子の丸坊主もないよね。

教職員の中でも、そのような声が上がることも増えました。

では、校則を変更しよう。

新年度の生徒手帳を印刷する前に(校則が掲載されています)
そして、新1年生への説明をする前に。

ただ、長髪OKとしたときに、

どのようなスタイルをOKとする?

前髪はここまで、耳にかかるのはアリなのかなしなのか。

襟足はどうするのか。

新しいルールを作るのだったら、これまでと、それほど変わらないよね。

長くなっただけで。
そもそも、生徒はどう思っているんだろう?
先生が決めると、結局、ルールが変わるだけになるかも!?

しかも、生徒にとって、新しいものが与えられるだけ。

せっかくのチャンスだから、生徒にも考えさせてみようか!

そのようなことから、

先生が一方的に「来年から、長髪OK」ということはせず、

生徒を巻き込んで行こうということになりました。

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 右こういう学校現場もあったよ・校則編〜教師側の考え