〇〇教育というのには、全然関心がなかったのです。 | 赤ちゃんから思春期の子育てまでトータルで応援する元保健室の先生のブログ

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● 〇〇教育というのには、全然関心がなかったのです。

こんにちは。三浦真弓です。

元、中学校の保健室の先生です。

子どもたちは、NPO法人うめの森ヴァルドルフ子ども園という、シュタイナー教育を実践している園を卒園しました。

今でも、時々、シュタイナー教育の勉強会にお邪魔しています。

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保健室の先生をしていて、保健室登校の子どもたちと接していました。

当時、私がいた学校の保健室登校の生徒たちは、お友達関係で教室に行けない生徒もいましたが、

親からのプレッシャーに答えられず、教室に行けない生徒もいました。

親が期待するような結果が出せていないので、教室に行くのが怖いという感じです。

小さい頃から、たくさんの習い事をしていたり。

いわゆる、早期教育を受けて育っていたり。

保護者の方々も、いろいろな思いや願いがあって、早期教育やたくさんの習い事をさせていたのですけどね。

お子様のできる量を超えていたのかもしれません。

そんな中、自分も出産して、さて、どのように子どもを育てるか?と考えた時。

〇〇教育みたいな、知的な早期教育はしないでおこう。

それだけは思いました。

なので、育児休暇中に「シュタイナー教育」という言葉を聞いたときは、

「ふーん。そんなものには、手を出さないけどねー( ̄∀ ̄)」

くらいなつもりでした。

でも、子どもをベビーカーに乗せて、図書館に行ったとき、出会ったんですね。

シュタイナー教育の本に。


立ち読みしました。

シュタイナー教育という名前がついているけど、早期教育じゃないんだ!

早速、実家に帰ったときには、大学時代の教育学のノートを探しました(笑)

「人というのは、このような成長過程を経て、成長・発達する。

大人は、それに合わせて必要な立ち位置、距離を保って関われば良い」

と書かれているように読みました(ざっくりですが)

あぁ、大人が、子どもを作り上げるんじゃないんだ!

下手に、大人が「こんな子どもに!」と思って関わりすぎることで、自分らしさを失い、元気が無くなっているんだな。

保健室登校の生徒に対しても、そのように感じる場面がありました。

知的なことは、後からいくらでも育つから、まずは、元気な体作り!生命力を高めること。

というのも気に入って。

子どもの心と体の発達の様子がわかれば、それに合わせて、大人は対応して行けば良いですよね。

そのお子様が持って生まれた、素晴らしいものが輝くように、子育てできるんですよね。

お子様の成長や発達をしり、よく見て子育てをする。

乳幼児期ではよく、

「子育て本やサイトではなくて、お子様を見て育てましょう」

なんて言われますよね。

心配なこともあると思うので、検索はすることでしょう。

でも、お子様をよーく見ていると

「あぁ、こんなことができるようになった」

「最近は、こういう落書きをするんだなー」

なんてこと、発見できますよね。

そして、それらは、お子様の体の成長に繋がっています。

お子様が小学生、中学生に成長されても、まだまだ、続きます。

思春期に向かうお子様の様子や、思春期突入後のお子様との対応を知り、安心して子育てなさってくださいね。