こんにちは。三浦真弓です。
元、中学校の保健室の先生です。
子どもたちは、NPO法人うめの森ヴァルドルフ子ども園という、シュタイナー教育を実践している園を卒園しました。
今でも、時々、シュタイナー教育の勉強会にお邪魔しています。
保健室の先生をしていて、保健室登校の子どもたちと接していました。
当時、私がいた学校の保健室登校の生徒たちは、お友達関係で教室に行けない生徒もいましたが、
親からのプレッシャーに答えられず、教室に行けない生徒もいました。
親が期待するような結果が出せていないので、教室に行くのが怖いという感じです。
小さい頃から、たくさんの習い事をしていたり。
いわゆる、早期教育を受けて育っていたり。
保護者の方々も、いろいろな思いや願いがあって、早期教育やたくさんの習い事をさせていたのですけどね。
お子様のできる量を超えていたのかもしれません。
そんな中、自分も出産して、さて、どのように子どもを育てるか?と考えた時。
〇〇教育みたいな、知的な早期教育はしないでおこう。
それだけは思いました。
なので、育児休暇中に「シュタイナー教育」という言葉を聞いたときは、
「ふーん。そんなものには、手を出さないけどねー( ̄∀ ̄)」
くらいなつもりでした。
でも、子どもをベビーカーに乗せて、図書館に行ったとき、出会ったんですね。
シュタイナー教育の本に。
我が家のシュタイナー教育-幼児期編 1,620円 Amazon |
立ち読みしました。
シュタイナー教育という名前がついているけど、早期教育じゃないんだ!
早速、実家に帰ったときには、大学時代の教育学のノートを探しました(笑)
「人というのは、このような成長過程を経て、成長・発達する。
大人は、それに合わせて必要な立ち位置、距離を保って関われば良い」
と書かれているように読みました(ざっくりですが)
あぁ、大人が、子どもを作り上げるんじゃないんだ!
下手に、大人が「こんな子どもに!」と思って関わりすぎることで、自分らしさを失い、元気が無くなっているんだな。
保健室登校の生徒に対しても、そのように感じる場面がありました。
知的なことは、後からいくらでも育つから、まずは、元気な体作り!生命力を高めること。
というのも気に入って。
子どもの心と体の発達の様子がわかれば、それに合わせて、大人は対応して行けば良いですよね。
そのお子様が持って生まれた、素晴らしいものが輝くように、子育てできるんですよね。
お子様の成長や発達をしり、よく見て子育てをする。
乳幼児期ではよく、
「子育て本やサイトではなくて、お子様を見て育てましょう」
なんて言われますよね。
心配なこともあると思うので、検索はすることでしょう。
でも、お子様をよーく見ていると
「あぁ、こんなことができるようになった」
「最近は、こういう落書きをするんだなー」
なんてこと、発見できますよね。
そして、それらは、お子様の体の成長に繋がっています。
お子様が小学生、中学生に成長されても、まだまだ、続きます。
思春期に向かうお子様の様子や、思春期突入後のお子様との対応を知り、安心して子育てなさってくださいね。