● 教育はビジネスで測れない部分が多いけど、巻き込まれないでね!
こんにちは。三浦真弓です。
昨夜から、嵐の翔くんが校長先生のドラマが始まりました。
商社マンが、経営の傾いている系列の私立高校を立て直すために校長先生として学校に送られたお話のようです。
学校を動かす金が少ないので、銀行に融資をお願いしていました。
すると、銀行員さんは
「受験生を増やして、受験料や授業料がもっと入るようにしなくっちゃ!」
と言いました。
受験生を増やす…
では、中学校に営業に行かなくっちゃ!と、女性の先生を連れて中学校を訪問します。
最初に訪問した中学校では
「オタクの高校は、系列の大学はないのに、受験して何かよいことあります? そもそも、公立をおちた生徒の受け入れ校ですよね?」
と言われてしまいます。
次に訪問した学校では
「そもそも、お宅の高校の偏差値が低いから、生徒が集まりませんよね。もっと、偏差値をあげてくださいよ」
なんて言われます。
その後、塾にも足を運びますが、塾の先生にも
「卒業生が大した大学に進学していないですからね。もっと良い大学にたくさん進学するような結果を出さないと」
みたいに言われます。
第1話の終わりには、翔くんふんする校長先生が、奨学金に関してイイこと言っていましたが、
その場面よりも!
上に書いた、学校と中学校、塾の先生とのやり取りは、現実社会において、よーく考えて自分の子どもの学校選択の参考にしないと!と思います。
偏差値が高いと、成績の良い学生が集まることでしょう。
経営を考えたら、入試はたくさんの生徒に受験してもらいたいですし、欠員が出ないように募集をしたい。
系列の大学があると、受験に有利に見えるかもしれないので、系列があればそれもお伝えし、保護者の方に安心感をもってもらう。
数多くの受験方法を提案して、高校生に負担が少なくなる可能性も作っていたり。
大学側もいろいろ考えているわけです!
でも、
偏差値が高くて入学した生徒は、偏差値が高いまま卒業できています?
色々なバージョンの受験方法は、本当に高校生に優しいの?
系列の大学には、どれくらい入学できているの?
いろんなところに、数字のマジックが存在しています。
マジックというと、ごまかしているように思われるかもしれませんね…
ごまかしているわけではなくて、事実の数字だとは思います。
でも、確認しておいた方がよいことも、たくさんあるんですよー!
ぜひ、こちらで実際の現場の様子を確認してくださいね。