●きゅうりの馬となすの牛
こんにちは! 三浦真弓です。
今日からお盆ですねー。
ご実家に行かれたり、お墓参りされる方も多いと思います。
私の父方も母方も、仏教で、同じ浄土真宗です。
なので、子どもの頃、どちらのおじいちゃん宅にいっても同じお経ですし、同じようなお参りの仕方でした。
夫と結婚し、お盆に、夫の実家に言ったとき、仏壇の前にキュウリとなすが、備えられていたんですねー。
あぁ、ドラマとかでみたことあるーくらいのつもりで、母方の実家に言ったときに、
「夫の実家は、仏壇の前に、キュウリとなすが備えてあったー」
って言ったんです。
そしたら、おばさまたちに
「わー、真弓ちゃん、それはそれは、大変なところに嫁に行ったね!」
って…。
え? いろいろ作法があるんだ…大変なんだ…それは知らなかった…汗
しらなかったーと言いつつ、別に住んでいたので、お義父さんやお義母さんにお任せ。
お義母さんが亡くなり、初盆のとき、お義父さんに
「麺をすこし、ゆでてくれんか?」
と言われて、手綱にすることを知りました。
お盆だからと言って、特別なしつらえは、周り灯籠だけだった実家のことを思えば、いろいろ手間がかかるのかも。
でも、
きゅうりの馬に乗って、素早く家族のところに戻ってきてくれたり、歩みはゆっくりでも力持ちのなすの牛が、たくさんの荷物を持ってご先祖様と一緒にお帰りくださるのだそう。
こんなふうに考えて、ご先祖様に感謝しようとした昔の方々の想いって、ステキですね。
日頃よりも、ますますご先祖様に感謝しながら、お盆期間をすごそうと思います。
よい、お盆になりますように(*^_^*)