石黒先生が薦める認知症予防策を2つ追加。
高齢者の転倒、認知症予防に有効な方法
把持(はじ)運動(指で物をつかむ)
足の指が鍛えられ、バランスが良くなり、転倒の予防効果に繋がる
・足の指を丸める
・親指だけを上げるような動き
・足の指をパーにする
・ゴルフボールを掴む
・床に敷いたタオルを足で手繰り寄せる(タオルギャザー)
足の指の力の弱さが転倒に関する危険因子の1つであることが分かった
普段あまり使わない足の指の筋肉を積極的に動かして筋力を高める
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日本の研究グループで平均82歳の高齢者施設の入居者に12週間足の指のトレーニングを行った
・タオルギャザーのエクササイズ
・足指じゃんけん
トレーニングを取り入れなかったグループとで比較検討してみると当然足の指の力は向上した
それと同時に認知機能テストの数値が優位に改善した
足の指を動かすことが脳の運動野・感覚野を活性化させる
近年分かってきたのは、足の裏にはメカノレセプター(感覚受容器)があり、足の裏のセンサーが上手く働くことによって無意識に姿勢を正してバランスをとっている
年齢を重ねて足の変形や足の角質が分厚くなりすぎるとか糖尿病等で神経障害があったりすると地面からの情報が上手く伝わらないことによりバランスを崩しやすくなり、転倒しやすくなるということで足の裏の感覚を研ぎ澄ましておくためにも足の指のトレーニングが重要になる
また靴下を履き続けることで機能が低下しやすいため、裸足で過ごすなどして常に刺激を与えることも大事
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足のケアも重要
足の爪のケアや角質のケア、保湿といった足のケアを月1回5ヶ月間行うだけで足の裏の設置面積が1,3倍になり転びにくくなる
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若い人でも早くから対策を
若い人でも足の指の力が弱いなとか指をあまり使ってないなと思う人は、靴の中で指をかむだけでも全然違う
電車で吊り革につかまっている時に意識的に背伸びをしたり足指を掴んだりするだけでも脳トレになる
・匂いに関する神経回路はアルツハイマー病の最初の病態の時に最優先に攻撃されている
・記憶の回路はもう少し後からダメージを受ける
・嗅覚の低下はサインとしては早く表れるが、患者も家族もなかなか気付きにくい
・実際に記憶障害とか認知症と診断された時に介入しても上手くいかないことが多い
・嗅覚の低下の時期は記憶障害が起こる前なので早期に介入できる
・匂いの刺激を与えることも大事で、特にローズマリーのような神経機能を高める香りを定期的に嗅ぐことは必要
早期発見のためには
・バラ、レモンの香りとか幾つかの匂いを嗅ぎ分ける嗅覚テストは古くから行われているが、将来的には40~50代の頃から嗅覚テストを受けてみることが脳の検査になる
・神経細胞を直接見る眼底検査、目の検査もアルツハイマー病の早期状態を反映するのではないかと注目されている
・網膜は神経細胞が直接見えるが、そこの神経節細胞が薄くなったり、細かい血管が無くなっているとかが初期のMCI(軽度認知障害)の状態として認められている
・嗅覚、視覚を含めてアルツハイマー病の早期発見が大事なのではないか
・アルツハイマー病は生活習慣で改善することが分かっており、認知機能を保ったまま生涯を送れる可能性がある
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ローズマリーは強力な脳の活性化剤で、脳の神経変性、アルツハイマー病、脳卒中等に対してかなり有効だとか。
ローズマリーのお茶を飲んだり、精油を嗅いだりしようかな![]()







