
前回の続き。
バレーボールをしている人の骨密度が高い理由は、ジャンプ!
そう言えば、知人のバレーボールが趣味の方はシニアだけど顔も体つきもすごく若々しい。
お菓子の類を食べない方なので尚更なのかもしれないけど。
でもやっぱり骨密度は大切なのね、ミニジャンプ、かかと落とし頑張らねば!とか思った。
が!
石黒先生は、骨密度は上げる必要がないという。
・骨粗鬆症の定義は、数字が若い頃の70%になると骨粗鬆症と診断される
・骨粗鬆症はよほどの数字ではない限り病気ではなく、老化のプロセスに病名が付けられている
・骨密度(骨のカルシウムの濃度)というのは、骨の強度と全く関係ないと研究結果で示されている
・骨密度の数字の上下よりも大事なのは、骨折するかしないかという話
・あくまでも転んだ時に骨が折れるかが問題であって骨の密度そのものは問題ではない
・骨折のリスクは、CRP等の炎症マーカーが高いことが関連している
・炎症性の高い食事が最も骨の密度の低下に関与する
・炎症の指数が高い食事をとる人は抗炎症的な食事をとる人に比べて骨粗鬆症、骨の密度が下がるリスクが31%、骨折をするリスクが28%上がる
・野菜、果物を食べると炎症が減少する
・骨を蝕む要因になっているフリーラジカル、酸化ストレスが骨の密度に関連しているが、それらを処理するのは抗酸化物質
・結局、抗酸化物質の豊富な野菜、果物を多く摂ることに行きつく
・理論的にも野菜果物の摂取は、血液をアルカリ性に傾ける
・血液は弱アルカリ性だが、そのアルカリ性の幅の中で酸性寄り、アルカリ性寄りと微妙に調節されている
・その酸のバランスをとるのに人間の体は骨のミネラル分も利用して体の中の酸、塩基のバランスをとっている
・酸性に傾く食事をとっている場合は、当然血液が酸性に傾くので、それを阻止するために身体は様々な反応を示す
・腎臓から酸を排出したり、骨のミネラルを調節して酸とアルカリのバランスをとる
・年齢を重ねると、腎臓から酸を排出する能力が下がるので結果的にpHが少しでも低下すると骨を壊す破骨細胞が活性化したり、骨を作る骨芽細胞の働きが抑えられる
・データでは最も酸性に偏りやすい食事、肉・チーズ・魚を食べるのと、最もアルカリ性に傾く野菜果物を食べるのでは骨に与える影響が全く違う
・実験的に食事から野菜果物を取り除くと、骨を形成するマーカーが著しく低下して、骨を失うマーカーが増加することが示されている
・野菜果物を摂ることによって骨を壊す機能が衰え、骨を作る機能が上がる
・結局、酸性の食事(肉・魚・乳製品・卵)は控えるべきであることが骨に対する健康の指標
・骨粗鬆症で問題になるのは、骨折からの寝たきりになることだが(ほとんどの人が転倒して骨折する)本当に骨折を予防するためには、転んだ時に骨が強いかどうかよりも何より転ばないことが大事
・そのためにはしっかり目が見えていること、しっかり動けることの方がよほど大事
・糖分の多い食事を摂ることによって、白内障が進むわけなので若いうちから食事コントロールする
・年齢相応の負荷をかける運動を継続して、しっかり歩ける足腰を維持すること
・よく眠る(7~8時間)、睡眠不足は骨をもろくするリスクを上げる
・骨密度に一喜一憂するのではなく、骨のケアをする生活を心掛ける
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石黒先生の他の動画では、骨密度を上げるリスクについても解説されている。
・中年以降で骨密度が同年代より高い人は、乳ガンのリスクが200~300%上昇する
・逆に多くの研究では、骨密度が低い人は乳ガンのリスクが少ないことが報告されている
・実際には骨密度が上がることによって骨粗鬆症と言われる状態ではなくなるかもしれないが、別のリスクがどんどん上がっているということも注目されなければならない
・骨密度を上げるために処方されている薬でも別の疾患のリスクが上がっている
・カルシウム製剤(サプリメント)を投与すると心筋梗塞のリスクを27%上げる
・カルシウム+ビタミンDはセットで処方されることが多いが、心臓発作のリスクが24%上昇する
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小峰一雄先生は、小魚を食べることは危険、カルシウムパラドックス(カルシウムを摂れば摂るほどカルシウム不足になる)が起きると警鐘を鳴らされている。
また、カルシウムを摂ると骨の石灰化が進み硬くなるので、マグネシウムを摂って骨を柔らかくすることが大事とか。
シラスもちりめんじゃこも好きでよく食べていたけど(実は昨夜もきんぴら菊芋にちりめんじゃこ入れた、美味しかった
)血管ボロボロは嫌よね…。
たまに食べる嗜好品にしておこう。
ただ、カルシウムがないと認知機能の低下が起こるらしい。
血管内のマグネシウムが正常でもカルシウムが低い人たちは認知機能の成績が良くない。
カルシウム濃度の下がっている状態の人は、その時点で既に認知機能が衰えている人が多い。
要は、マグネシウムとの比率が大事なのかしらね。
AIでは、カルシウム:マグネシウム=2:1 が理想とあるけど、現代の食生活はカルシウムが多く摂取されているのだそう。
カルシウム摂取はなんだか難しいね