糖質制限時に、

 

ケトンテスターでケトン値を測ると

 

9,95

 

という高い数値がよく出たものだ。

 

これは脂肪が主なエネルギー源(脂肪燃焼)

 

として使われている証拠と思っていた。

 

 

けれど異常な数値としている人もいるし、

 

どうなんだろうと悶々としていた。

 


解糖系エネルギーが酸素を使って

 

ミトコンドリアに届くと

 

38ATP

 

作れるのに対して

 

脂質代謝(脂肪燃焼)は、

 

129ATP

 

もエネルギーが作れるそうだ。

 

 

だからこそ糖質制限をして

 

解糖系に頼ることなく、

 

脂質代謝で沢山のエネルギーを得て、

 

体調改善を狙っていたのだ。

 

 

ところが実際には

 

ますます体調が悪化した。

 

 

脂質代謝をうまく回せなかったのも

 

あるだろうし、

 

自然に「血糖値」を維持

 

できなかったからとも思う。

 

 

食事をしてから得られる糖は、

 

3時間程しか持たないそうだ。

 

 

その後、

 

肝臓や筋肉からグリコーゲン(糖)が切り出され

 

それがなくなると、

 

次に肝臓で糖新生が行われる。

 

 

それもなくなってくると

 

肝臓でケトン体が作られる。

 

 

肝臓からグリコーゲンを切り崩したり、

 

糖新生のスイッチを入れるのは、

 

副腎から出されるコルチゾールホルモン

 

 

でも副腎疲労の人はコルチゾールが

 

もうカスカスで糖新生を行うことができない。

 

 

わたしの場合も

 

糖新生する力がなく

 

すぐにケトン体を作る方に回った結果が

 

9,95

 

という高いケトン値なんじゃないかと

 

思ってるんだけど違うのかなぁ。

 

 

でも糖新生出来ない人は、

 

ケトン体の値もたかが知れているというし

 

本当に分からない。

 

 

ただ、

 

脂質代謝ではほとんどが

 

ミトコンドリア内で行われるため、

 

ミトコンドリア自体が高性能であることが必要。

 

ところが40才を過ぎると急速に

 

ミトコンドリアは衰えてくるらしい。

 

 

更にミトコンドリアは筋肉(赤筋)にあるので

 

筋肉量が少ない人は糖質制限は難しい。

 

 

↑を最初から知っていたなら

 

ケトン体質を目指さなかったと思う。

 

 

 

↑は最近のケトン値。

起床時~就寝時までいつ測っても

こんなカンジ。

糖質摂ってるけど。