あちらを立てればこちらが立たず~トレードオフ~ | 体調不良からの脱出日記

体調不良からの脱出日記

謎の体調不良になって9年目。
腐らず、焦らず、諦めずの精神でやっていきます。

からだに、ありがとう1億人のための健康学講座

(伊藤 裕  やくみつる)

 

先日、読了。

 

 

帯にあるように、

 

名医と漫画家のユーモア対談ということで

 

読みやすく面白かった。

 

 

8年前が初版だから

 

さほど目新しいことは書いてないのだろうけど

 

私が持っている情報を再確認するのに良かった。

 

 

 

 

ただ、

 

インスリンというホルモンは、

 

治療に安全に簡単に薬の役目を果たす、

 

という記述は間違ってるやろーと思ったわ。

 

 

 

ところで

 

某科学ライタ―が、

 

どんなに気を付けていてもガンになる時はなる、

 

と書いていて

 

そんなもんかなぁ、でもどういう理由でだろうと

 

疑問に思っていた。

 

 

まぁ、運不運の問題だろうな

 

くらいに自分を納得させていた。

 

 

で、そのことで

 

上の本の伊藤先生の述懐が

 

私の心の琴線に引っ掛かったのよ。

 

 

伊藤先生の、

 

トレードオフという考え方が大事

 

というパートにハッとしたわ。

 

 

やくさんの、

 

食事、運動に気を付けていれば

 

免疫の仕組みでなかなか病気にならないのでは?

 

という質問に

 

 

先生は、

 

 

あちらを立てればこちらが立たず

 

功罪は相半ば

 

 

という見解を示す。

 

以下、↓

 

 

たとえば活性酸素は細菌やウィルスなどを退治する武器に

 

なるわけだけど

 

活性酸素がたくさん出る。

 

 

すると、

 

正常な細胞のエラーを引き起こす引き金になることもある。

 

それで細胞が衰えたり、ガンになる。

 

 

がんや老化の問題は、

 

もともとは外敵に打ち勝って頑張って生き抜こう

 

と思って手に入れた免疫の仕組みによってもたらされる、

 

負の側面という捉え方をしてもおかしくない。

 

 

それで、

 

あちらを立てればこちらが立たず。

 

トレードオフという考え方。

 

 

↑を読んで

 

なるほどなぁと思ったよ。

 

 

それでも

 

具体的に免疫力を高めるにはどうすればいいか、

 

ということに話は進むわけだけど

 

長くなったのでその話は次回に。